小学校で25年以上教員、現在は通級指導教室を担当しているなり先生です。
夏休みに入りましたね。子どもたちにはゆっくり休んでほしい季節ですが、保護者の方から、こんな不安を聞く時期でもあります。
「うちの子、休み明けにちゃんと学校に行けるだろうか」
今日はその不安に、教員の立場から少し正直な話をします。
「夏休み明けに突然の不登校」は、実はほとんどない。
9月1日、突然学校に行けなくなる、そんなイメージがあるかもしれません。
でも、25年以上子どもたちを見てきた実感では、少し違います。夏休み明けに休む子の多くは、実は1学期の時点で、すでに小さなサインが出ていた子なのです。
休みがちだった。理由をつけて休むことがあった。遅刻がぽつぽつ増えていたなど。
しぶりながらも、なんとか頑張って通っていた子が、夏休みに家庭の安心をたっぷり感じて、休み明けの一歩が踏み出せなくなる。
「突然」に見えて、続いてきたものが表面化する。これが、教室から見えている典型的な流れです。
だから、夏休みの今こそ意味がある
「じゃあ、もう決まっているなら仕方ないの?」いいえ、逆です。
今のうちに1学期を振り返って、心の準備と対応の準備をしておけるかどうかで、休み明けの親の動きはまったく変わります。
慌てて無理に連れて行こうとして親子ともに傷つくのか、落ち着いて受け止めて次の一手を打てるのか。
実は、学校の先生たちも、夏休み明けの初日は1年で特に気をつけて子どもたちを見ています。
学校側も備えている日なのです。だから、親御さんも備えておいて損はありません。
何を振り返り、初日にどう対応すればいいか
具体的には
・1学期の「小さな休み・遅刻」をどう振り返るか
・初日の朝に「行きたくない」と言われたら、何をして、何をしてはいけないか
・休ませる判断をしていいのはどんなときか
・1学期に兆候ゼロだった子(特に高学年)ほど注意が必要な理由
このあたりを、下記の記事に教員の視点でまとめました。夏休みのうちに、10分だけ読んでおいてもらえたらと思います。
【現役教員解説】夏休み明けに学校へ行きたくないと言われたら|初日の対応と見極め
▶︎https://grade-one-teacher.com/natsuyasumi-ake/
心づもりしておくことで、9月1日にお子さんに余裕を持って接してあげられます。ぼちぼちのスタートでいきましょう。