前回、スポーツ振興センター保険の加入の催促の連絡を入るまで続けるということに少し触れました。
あれ?私、保険販売員だったかしら?
と、皮肉りたくなるものです。
お互いの関係性もまだできていない中、任意にも関わらず保険を勧める、しかも入ってもらうまでって、、、
一体、どう言って勧めるのでしょうか?
そんなノウハウはありません。
とにもかくにも、子どもたちを学校みんなで見ましょう!と言いながらも、担任はあらゆる責任を引き受けることになります。
もちろん、学校によっても異なります。分担のされ方が異なっているからです。
そんな中で、年間通して、どのような職業になるのか思い返してみました。
○歯科助手
内科健診、耳鼻科検査、その他の検診において、記録係となります。
・子どもたちの整列を気にしながら
・お医者さんの言葉を記録、
・記録用紙に書かれている保護者からのコメントを読み上げる
歯科助手の時には、いわゆる、
B×C○ 1から3斜線
を記入します。
歯科助手の気分です。
その間、教室は終わった子たちだけが残って、課題をしています。
歯科助手が来てくれるところがほとんどですが、担任にもその子の歯の状態を知っていてほしいから
ということで、担任の仕事に分担されるところもありました。
・記録は担任でないとだめなのか?
・あとから記録を見て状態を知るのはだめなのか?
教室を子どもたちだけにして、記録をすることの意味とは、、、
しかも、それが紙での記録ですので、また、パソコンで打ち直すわけです。そして、さらには、配布用に、紙に移し替える。
謎の作業です。
○高所作業員
脚立に乗って、クーラーのフィルターや換気扇を取り外し、洗います。
また、脚立に乗って付けます。
天井についているクーラーですので、脚立に乗っても、体をのばさないと難しいです。
命懸けです。
このような命懸け作業が、通常で行われます。
例えば、学年目標を、邪魔にならないよう高い位置に掲示する場合もそうです。
机の上に、椅子を乗せていることもありました。
また、壁に飾られている掲示物もそうです。ロッカーに乗って貼ることになります。
人数分を貼るので、体がよろける瞬間もあります。
また、ロッカーの幅がやたら狭く、壁に自分の体が垂直になってしか貼れない時があります。
そんな中での作業は、子どもたちが近くにいたら、危なくてできません。
自分がいつ落ちるかわからないからですね。
運動会の時の、万国旗もそうです。
よじ登り、幅も狭く柵もないところで、あの長い万国旗の端をくくり付けるのです。
まさに、そごでして必要かと、見ていてはらはらします。
○会計、お金の徴収
学年の会計担当が、その学年でいくら購入しているか記録し、学期末に、保護者に会計報告を行います。
ドリルやテストなどの教材費です。
画用紙などはまとめて買うので、人数分で割ることもあります。
予算内で行いますが、過不足分は、学期をまたぎます。
そこでややこしくなるのが、転出入です。
別会計になり、割る人数も変わるからです。
しかも、転出が学期途中だと、急いで会計報告を出さないといけなくなります。
画用紙など割る場合は、この分はこの人数で割って、残りはこの人数となります。
また、学期末に、購入分の支払いを業者に支払いますが、未納があると不足してりしてややこしくなります。
未納分は、事務の方が封筒を作成して、直接持ってきてもらいます。
また、それでも持ってこない、未納がたまっている場合には、保護者に連絡を入れます。
いまだに立て替えを担任が行っているところもあると聞きびっくりしました。
保護者向けの報告書には、人数で割って一人当たりを出しますが、業者には、お金が足りないので、この教材分は支払えていないという状態になります。
どんどん複雑になっていくのです。
なんせ、教員は事務職ではないので、ど素人が会計をしていきます。
学期末の業者とのやり取りは、ドタバタするか、スムーズに終えるか、向き不向きが表れます。
○庭の草むしり
長期休暇に入り、校舎内を教員で清掃することがあります。
そんな中で驚いたのが、庭の草むしりです。
園芸委員が世話している庭の草むしりです。
夏休み前に抜いたところで、夏休み後には、ぼーぼーでしょう。
必要ならば、なぜ園芸委員で抜かなかったのか。
これは謎でした。
○保険衛生士
毎日、給食当番が手を洗っているか、エプロンを着用ひているか、下痢・嘔吐などがないかを調べます。
そして、毎日記録とサインして月末に提出です。
さて、どのように下痢をしていないのか確認するのでしょうか。
口頭で毎日尋ねるのでしょうか。
学年が上がり、“下痢ぎみです“など言ってくれるでしょうか。
ざっとこのようなものがありました。
〇〇みたい、、、
と思いながら、業務を行っています。
どの業種にも似たようなことがあるのかな?と思いますが、どうでしょうか。