前回の続編というか、おまけ編になります。
前回は、クラス替えで心配なことは先生にお伝えすればよいこと、そして、先生もよくなるようにと考慮してくださることをお話ししました。
すると、こんな意見も出てくるわけです。。
言ったもん勝ちやん?!
果たして、これは正解なのでしょうか。
確かに、簡単に申し上げますと、余計な労力が来年度かかるのがわかっているのに、あえて一緒にしないということです。
それは、お子さんにとっても、クラスの子にとっても、そして、来年度持たれる学年の先生にとっても、いいことはないですからね。
しかし、もちろん全て思い通りにいくわけではありません。
例えば、三つ子さんがいて、ある子とお同じにしないでほしいとお願いがあった。
でも3クラスしかない、、、無理です。
ですので、一番社交的でうまくやっていけそうな子を同じクラスにする。
こんな感じです。
他にも、2クラスしかない。この子とあの子と、その子と同じにしないでほしい。
となると、一方にその子たちがかたまることになるのです。
それは、その子はよくても、クラスのバランスが悪くなります。
もしくは、お家の方からの要望があったわけではなくとも、違う子のことを考慮するとこちらとあちらは組めないから、、、など、パズルのようになり、3人全てを聞き入れることは無理だとなるわけです。
そうした場合は、一番影響が出ない方に入れるわけです。3人と別にしてほしいとの要望があっても、1人の方が影響力が大きいなら、2人と一緒になることがあるというわけです。
数ではなく、その子を含む全ての関係性、また、クラス全体を見て、その子が居心地が少しでもよくなる方へ入れるのです。
となると、やはり言ったもの勝ちなのかということです。
言った者にとっては、また、一見すると、これは勝ちと捉えらるのかもしれません。
しかし、何をもって勝ちとするかです。
前回もお伝えしましたように、ほとんど要望は出てこないものです。
例え、トラブルがあっても、ちょっとよくない噂のお子さんと同じクラスが続いても。
それでも、お家の方は、大人の対応をされています。懇談会など、話をする機会がある時に、我慢されているのだろうなと伺えしれることもあります。それは、他のお家の方もそうなのだろうなと思うこともあります。
遠慮ということもあるのでしょうけれど、冷静に物事を判断されていることが伝わります。
子どもの立場に立って考えることも大切ですが、本当に同じ立場に立っては困るということです。
大人ですからね☺️
そこは、今までの経験と智慧があるのですから。
何を勝ちとするのか。クラス替えに勝ち負けなぞあるのかを冷静に考えたらわかりますよね。
そうして、冷静に判断した結果、先生に相談した方がよいとなれば、絶対にした方がいいです。
それはお子さんにかかってくることですからね。
そこは遠慮するところではありませんよ。
そして、もし、冷静に考えてるつもりだけど、わからないんだ、、、これは私のエゴなのか、、、と思い悩むくらいなら、そのことを先生に相談すればよいです。
そのままを相談すればよいです。
何もかもはじめてならば、どこまでかと自分で線引きできないということもあるでしょう。
ですから、それがわからないんだと相談しましょう。恥ずかしいことなんだけど、、と思えば、そう言えばいいのです☺️
要望を聞いてくれて当然!と強気よりも、よっぽど受けとめてくれますよ😆
先生は、基本、お節介さんですからね😁
何かお役に立ちたいと思うものです。
ただし、時間の調節はしましょう。
だらだらと長くならないよう、心配なことや聞きたいことなど要点をまとめていくとよいでしょう。
たまに、トイレに途中退席するくらいの時がありますので😂長くても1時間ですね。
それ以上長くなるなら、後日がよいでしょう。
新しいクラスでいかによりよくしていこうと前向きな気持ちになれるか、クラス替えの勝ち負けなんて寂しい考えは、お子さんにちっともよい影響はないでしょうね。