ぴかぴかの1年生 先生の視点から

遠慮して聞けないちょっとしたことも知れば安心です。

給食袋 体操服袋 汚れていたら危険!?チェックポイントとその理由

給食袋は、机の横にかけることが多いです。

体操服袋は、体操服袋かけが教室に付いていることが多いです。

まだ1ヶ月程しか経っていませんが、袋が汚れてきていませんか?

汚れている方は見直しが必要です。

なぜなら、汚れるだけでなく危険だからです⚠️

たかが袋、1年生にとってはされど袋なのです。

 

1  紐が長い

給食袋の底が汚れていたら、これが原因でしょう。

1年生の机は思っている以上に長いです。

紐が長く、床に引きずられているのです。

また、必要以上に大きな袋で、床についてしまっていることもあります。

 

2 紐に幅がある、分厚い

体操服や上靴袋が何だか汚れていると感じる場合、これが原因かもしれません。

テープ状の紐の場合によく起こります。

フックがそこまで大きくない場合、幅があったり、分厚い紐はかかりにくいのです。そして、本人がフックの窪みに入れ込まないためにすぐに落ちてしまいます。

よく落ちる体操服袋や上靴袋は持ち主が決まってきます。

埃などで汚れる他に、踏まれてしまうことがあります。すぐ横に机が並んでいたりすると、狭い場所に子どもたちが袋を取りに押し寄せるからです。

 

3  紐が多い

・紐を紐にくぐらせる

上靴袋に多いタイプです。

きちんと教えて躾けなければ、紐を通さずに、だらーんとしたまま掛けてしまうことになります。

そうなると、だらしないだけでなく、2と同じで落ちてしい、踏まれる可能性が高くなります。

 

・取っ手付きのナップサック

体操服に多いタイプです。

取っ手をフックにかけて、肩紐がだらーんとしている場合があります。

また、取っ手を持って肩紐だらーんの状態で登下校していることもあります。

自分で紐を踏んづけています。

 

袋の汚れは危険のサイン⚠️

人数によりますが、28人くらいから、教室はうんと狭くなります。

一人の差が大きいです。

人が増えるだけだなく、物が増えるからです。

一人当たりの収納スペースが減ってしまうので、ロッカーの中におさまりきらなくなります。

そうすると、さらに通路が狭くなるのです。

そんな狭い教室で、

・長い紐、大きな袋(床に荷物が置かれた状態)

・床に落ちている

・紐がだらーんとしている

ということがあれば、子どもたちは、すぐにひっかかってしまいこけてしまいます。

そして、その先、すぐそこには、机やロッカーなどがあります。

顔などをぶつけることがあるのです。

本当に危険です。

袋の汚れは、何かしらの原因があるはずです。

 

袋はシンプルに

子どもが扱いやすいのはシンプルなものです。

紐も長いなら、短くしましょう。

ぎゅっと絞るタイプだと、中身も落ちないのでよいですね。