先生の小学校1年生相談所

遠慮して聞けないちょっとしたことも知れば安心です。

土産を渡すのはあり?なし?

※もう少しまとまりのある、読みやすいブログができたらよいなということで、新たなブログをポチポチと作成中です。
まだ、記事数が少なく、こちらのブログ投稿の内容と、今のところはほぼ同じなのですが、よろしければ、下記のブログもご覧いただけたら嬉しいで
す😊
先生が答える1年生相談室

https://grade-one-teacher.com

 

 

夏休みが終わってから、ふとこういった疑問があったのではいかと気づきました。

もう夏休みも終わりましたが、これからの参考になればと思い、私的な意見になりますが、忘れないうちに書いておきます。

 

品物は受け取ってくれるか?

・お土産を渡したいとお子さんが言ってきた

・いつもお世話になっている先生にお土産を渡したい

・1年間や卒業にあたってのお礼をしたい

・受験に関してお世話になったのでお礼をしたい

ということがあるかもしれません。

最近では、そういった品物を添えてのお礼などが少なくなっているなと感じます。

学校への関心が低いだけでなく、お家の方が気を遣われているのかなとも勝手ながら思っています。

とは言うものの、お家の方のお心遣い、お子さんの気持ちをお受けすることがあります。

決して、

・した方がいいです

・しないとだめです

というわけではありません💦

何かもらおうなんて思ってはいませんので、大丈夫ですよ😅

でも、「したい!」と思われた時に、参考にしてくださいね。

場面別に事例と共にお伝えしていきます。

(家庭訪問に関しては、最近減ってきているので今回は省きます)

お土産

旅行の楽しかった思い出が詰まったお土産ですので、断るのが難しいです。

私の場合になりますが、キーホルダーなどをいただいたことがあります。

初めての時には、先輩先生にも相談しました。

「自分が遠出した時に、ご当地で売ってるその子の名前が入ったハンコなんてお返ししたらいいかも」と、アドバイスを受け、お返ししたこともあります。

しかし、最近では、お返しがよくないのかなという感じを受けるので、お家の方にお礼の言葉を伝えるまでとしています。

今までに、キーホルダーが多かったです。

そのお子さんが選んでくれたんだなと伝わりました。

学年は1年生ではないですが、

例えば、

ご当地キティちゃんを集めている

・〇〇の国がとってもよく、その遺跡のTシャツを着ていた

などの話題に挙げたお土産を用意してくれたからです。

ご当地キティちゃんや、その国に行ったからとその遺跡のキーホルダーをくれました。

その子が、自分のことを考えて選んでくれたということを考えると、断ることはできませんでした。

お家の方が気軽に受け取ってくれるよつにという配慮を感じたお土産がありました。

それは、コーヒーとお菓子をバラにして袋に詰めてくださったものです。

お裾分けと言った感じです。

 

学年終了時のお礼

こちらもたまにあります。

子どもたちがメッセージをつくってくれたり、プレゼントを手作りしてくれたり、保護者の方がお礼のお手紙をくださったりはよくあります。

そのような中、メッセージと合わせてお花を、保護者一同として渡すということが文化になっている学校もありました。

もちろん、それをしてくださいとも思いませんし、初めてその学校でいただいた時には驚きました。

最近では、そこまでやっておられる保護者会は少ないかと思います。

・そんなの学校でするような風習がおかしい

・やりたいクラスだけがすればよい

など、ご意見がたくさん出てきそうですが最もですよね。

しかし、学年、学校でそろえてしまうメリットもあることはあるんだなと多少なりとは感じました。

・クラス間での差が出ない

これは、子どもたちにとってです。

子どもたちは、学年が上がり、周りが見えてくると、とにかく比べます。

しかし、子どもですので、正しく比べることはまだ難しいです。

つまり、「よそはよそ、うちはうち」

それぞれのよさにまだ目を向けられません。

すると、

・隣は楽しそうなイベントごとをしていた

・○○先生のクラスやしなー

と、うらやむら気持ちとなってきます。

せっかく、楽しいことがたくさんあった1年間だったにも関わらずです。

画一的と言われるかもしれませんが、学校教育活動において、昨今は特に、学年でやることは何でもそろえる傾向が強いです。

さて、これは少し例外的なことではありましたが、個人においてはどうでしょうか。

メッセージだけではなく、プレゼントをご用意してくださる場合もあります。

例えば、異動時にお花を用意してくださるということは、まだよくある方です。

また、好きなキャラクターを聞き出し、そのキャラクターがあしらわれた私がいつも使っているグッズを用意してくれたこともありました。

このお子さんが、お家の方と相談しながら考えたんだなーサプライズをわくわくしながら用意してくれたんだろうなーと思うと、お断りはできませんでした。

また、お家の方が趣味で作られている作品なども、わざわざ作ってくださって、受け取ったこともあります。

 

受験後のお礼

こちらも、学年終了時と同じで、お花などはよくある方にはなりますが、学年でそろえることがお多いですね。

こちらは、式典と言えこともあり、やはり締めくくりとしては、クラス単位よりも学年単位で卒業をお祝いするわけですから、学年で揃えた方がスマートに感じます。

卒業時、卒業前にあるのが、受験を終えてのお礼をされる方も稀におられます。

しかし、これも最近ではめっきり減っています。

受験に関しては、担任が誤ってはならない書類を用意したりと、結構な労力と神経をつかいます。

合格した後に、みなさんでわけてくださいというサイズのお菓子をいただいたこともあります。

これは、ただ大きなものを渡してくださったのかはわかりませんが。

これは、お家の方やお子さんの喜びがつまったものであるので、職員でわけていただきました。

 

まとめ

たまに、お子さんが、自分の文房具を持ってくる時があります。

お家の方も知らないのではないのかな、、と感じます。

そのような時は、気持ちだけ受けとって丁重に返します。(少しのシールや、使い古した😊ペンなど、どうしてもーと言う時には場合によってもらったりしますが。)

物のやりとりで繋がっているということを感じさせたくないからです。

しかし、上記の例のように、

・お家の方が知っている

・思いがつまっている

・自分のために用意してくださっている

という場合には、ありがたく頂戴いたすことが多いです。

最近では、世間の目が色々と厳しくなってきていますので、こういった品でも受け取らないと学校で明記されていることもあるかもしれませんので、一概には言えないところではあります。

あくまでも、今までに見てきた、経験してきたという中でのことになります。

そして、間違えていただきたかないのが、たくさんいただいているわけではないということです。

いただく方が稀と思ってください。

・みんなしている

・しなければならない

というわけではないということです。

あくまでも、したいなーと思われたときの雰囲気についてお伝えさせていただきました。