先生の小学校1年生相談所

遠慮して聞けないちょっとしたことも知れば安心です。

一桁の引き算ができないと繰り上がりの足し算が困難

繰り上がりの足し算が始まっている頃でしょうか。

繰り上がりの足し算ができるかどうかは、一桁の引き算ができるかにかかっています。

手を使わなくても計算できるように、夏休みにどれだけ、計算カードやプリントなどをしていたかです。

例えば、

8+6をする時に、8を10にして考えます。

1学期に学習した、8と2で10

つまり、8にはあと2が必要ですので、6から2をあげます。

6から2をあげて4

10と4で14

となります。

6から2をあげるということで、足し算でありながら引き算が入るのです。

10になる数も大事です。

8に2をあげる

7に3をあげる

これが、出てこないと引き算もしようがないです。

つまり、1学期の学習が組み合わさって計算できるのです。

頭の中で、うーん🧐と考えるよりも、手でする方が速いということになり、結局、手を使うことになり、ますます計算ができなくなってしまいます。

しまった!引き算が遅い!!

という場合は、今から一桁の足し算引き算を練習しましょう。

それが、繰り上がり繰り下がりの計算の近道です。

学年が上がれば上がるほどこの差がうまらなくなります。

今が勝負です!!