よく長期休み前に言われることですね。
子どもの頃は、誰が進んでやるねん😅と思っていました。
春休みには、課題が出る学校と出ない学校とがあります。
なぜ、わかれるのでしょうか。
もちろんですが、それぞれには、それぞれの考えがあるのです。
今まで、春休みは宿題がないものだと思っていました。
ですので、ある学校になった時に、大変驚きました。
春休みが、他の長期休みと異なる点
そうです。学年が変わるのです。
⇨宿題を誰が見るのか?問題
答え合わせはご家庭でするところも多いかと思います。
だとしても、やった・やっていないを確認するのは、次の学年の先生ということになります。
⇨①課題を出す先生・課題を見る先生異なる問題
もちろん、課題の内容は引き継がれます。しかし、次の学年の先生にそれを任せるのは、ちょっと無責任な感じもするのです。
②初めまして!の出会いで、課題の催促問題
名前も顔も一致しない中で、新学期はやることがいっぱいです。
大量の重要書類も回収し、チェックしなければなりません。もちろん、漏れなくそろうまで声をかけ続けます。
正直、宿題回収、そんな余裕はありません。
さらに、回収、チェックだけで済めばよいのですが、、、、
課題を回収し、直しまでできているかチェックをして、直しきれるまで声をかけたり、一緒に直したり、、、
何と言っても、
さあ!新年度!
と、先生も子どもたちも、新たな気持ちでの出会いの中で、昨年度の課題の催促とは、何だか残念です。
そこで、
“宿題は提出しない”
ということがありました。
もしくは、
“提出しても中身に関しては見ない”
という形にしておくということです。
⇨出しっぱなしって無責任では?問題
出しっぱなしにするならば、なぜ宿題を出すのかということを疑問に思いました。
ご家庭任せなのかと。
する子はする、でも、肝心なしてほしい子は
しない可能性が大きい。
提出するということにすればほぼやってきます。
しかし、最後まで見ないものを、子どもたちにさせるのは気が引けます。
しかし、実際にやってみて気づいたことがあります。
①1年間を網羅した内容や、重要な内容などの課題を出すので、総復習の機会となる。
②すっかり学習のことを忘れて新年度☀️ということが、少しはましになる。
成績表を渡します。
それっきりではなく、やはり、次の学年へ学習面でも繋げられるきっかけになります。
お家の方も、成績表を見て焦ったとしても、課題があれば、苦手な箇所を重点的に一緒にするなどできます。課題があることで学習する手助けになります。
“少しはまし”とは、失礼な言い方かもしれませんが、そりゃあ、子どもたちは長期休みでうかうかして、あっという間に新学期を迎えるわけですから、少しでも学習を忘れずにいてくれたら、合格です👌
お家の方に目にかけてもらっているお子さんはいいです。
でも、全員がそういうわけではないです。
やらせるからには、最後まで先生が見て、やらせきらないと意味がいのではないか、、、
そう思っていました。
しかし、最近特に思うことがあります。
⭐️自分で学ぶ力を付ける
“誰かが見てくれなとできない”
“誰かが見張ってないとできない”
特にこれからの時代にはそぐわないです。
コロナ禍での課題もそうだったのではないでしょうか。
自分で学習する力があれば、今の時代、どのような状況でも、どのような内容でも学べるのです。
つまり、
“先生が見ているとする、見ていないとしない”
もしくは“できない”
とならないよう、1年間指導していく必要があるのではないかということです。
自分で課題を進め、誤りを直したり調べたりする力を付けることが大事なのだということです。
魚を与えるのではなく、
釣り方を教える
まさに、学び方を教える
そのような時代なのだとつくづく感じます。
もちろん段階があります。
はじめは、見本を示したり、手取り足取りでしょう。
しかし、1年間かけてそれを学ばせていくことが大切なのではないでしょうか😊
高学年だけではありません。
低学年は低学年なりにできます。
⇨宿題を出さない学校はどうなのか問題
これは、今まで示してきました問題などを鑑みてのことでしょう。
やはり、他の先生に任せる、自分が最後まで見れないものを出せないという頭が大きいかと思います。
これは、責任感という一言ではすまない部分があるのだと思います、
分業制に慣れていないのでしょう。
制度的にもですし、学校体制的にもですし、先生自身の染みついた気持ち的にもですし、、、
今後、春休み宿題問題はタブレットの活用などで変わってきそうでもあります。
現にそのような学校も、多いのではないでしょうか😃
先生がゆとりを持ち
子どもたちが学習を継続でき
みんなが気持ちよく新学期をスタートできる
そんな一役を担ってくれそうですね☺️