爪を切る習慣が付いていないと、大きくなってからも、のびっばなしでも気にもとめません。
習慣化させるためにも、切る曜日を決めておくのがよいでしょう。
これも、ルーティーンとして、組み込んでおくわけです。
爪がのびていると
・爪の間にごみが溜まる
自分だけならまだしも、給食当番ということもあります。
不衛生です。
低学年では粘度をすることもあります。
粘土が爪に入り込みます。
大概、短くしている子は、爪の間の粘土を落とそうとしますが、長い子ほど気にしません。
つまり、体を清潔に保つという習慣が身についていないということです。
・友達をひっかく
スポーツや遊びでは、動き回るので手が当たることもあります。顔にもです。
そして、それは教室でもあり得るのです。
教室は人口密度が高く、人との距離が近いので、思わぬことで手が顔に当たることがよくあります。
そんな時に、爪が長いとひっかくことになります。
・爪が割れる
体育や遊びで爪を怪我することがあります。
また、特に何かしていたつもりはなくても、割れてしまい、見せにくる子もいます。
今はまだ切ってあげているお家も多いかもしれません。
しかし、1年生でも自分で切ることはできます。
怖いので、慎重に切ります。
切りすぎたら痛いだけです。
今度から更に慎重になるでしょう。
こうして、上達していきます。
しかし、それを
「切っておくんやで」
では、習慣化されません。
はじめは、切っているところに付き添ってあげましょう。
そして、角など、尖っているところをきれいにしてあげましょう。
次第に自分でできるようになれば、出来上がりだけを見て、ほめてあげるとよいです。
大事なのは、爪切りに限らず、
“言ったら終わり”ではなく、
①手本を見せる
②一緒にする
③付き添う、見守る、補填する
④こそっと見守る
⑤確認のみする
といった、それぞれの状況に応じて段階があるということです。
そして、変化させていくことです。
気長に付き合うことが必要となります。
“今”がまさに大変でしょうが、
大事な時期です。
なぜなら、この習慣化が身につけば、あとが楽だからです😄