ぴかぴかの1年生 先生の視点から

どの学年でも、そしてお家の方もみんなその年の1年生です。遠慮して聞けないちょっとしたことも知れば安心です。

本を読んでもらうには 2年生編

今回は2年生編です。

本を手にしない、もしくは、図鑑などばかりで文字の本を読まないという場合は、1年生と同じようにしてあげるところからスタートですね。

 

2年生になると、ある程度、自分の好きなジャンルが出てきます。

そして、絵本から字が大きくて分厚い本へ移行していきます。

その中で、特に漫画要素が大きいものコミック要素が強いものは人気です。

子どもを惹きつけるようによくできています。

そういった本も、ためになります。

しかし、難しいのは、そこから抜け出せなくなることです。

つまり、他の本が読めなくなる

(読もうとしなくなる→中学年への移行の機会をのがす)のです。

 

2年生への移行、字は大きくて少し分厚い本への挑戦には、やはり読み聞かせが有効です。

 

・ペンギン探検隊シリーズ(1年生時から人気)

・ランドセルの春休み シリーズ

・ファーブル昆虫記

・ルルとララ

などのように、シリーズになっているものを読み続けてあげるのもよいでしょう。

面白いなと思え、

パッと見て、

・字が大きい

・ひらがなが多い

・適度な間隔

・字が密集していない

など、読みやすそうであれば自分から手にするかもしれません。

 

この時、偏らないようにしてあげることも大切です。

どうしても、自分の好きなジャンル、読んでほしいジャンルになってしまいがちです。

ですが、子どもの興味はどこにあるかわかりません。

ですので、図書館のお勧めコーナーや、教科書で紹介されている本を参考にするのもよいでしょう。

 

1年生は読んでもらうことを中心としていてもよいかと思います。

2年生は、そこから子ども自身が読む主体となっていく重要な時期ですね。

読み聞かせを引き続き行いながら、たくさんの本と出会えるとよいですね☺️