ぴかぴかの1年生 先生の視点から

どの学年でも、そしてお家の方もみんなその年の1年生です。遠慮して聞けないちょっとしたことも知れば安心です。

はさみの使い方練習に モンテッソーリ

はさみを正しく使えるでしょうか?

・体がどんどん動く

・紙が細くギザギザ切れている

・紙を持っている手が危なっかしい

 

どれも、はさみの使い方が正しくないからですね。

・体がどんどん動くのは、紙を動かしておらず、はさみの向きを変えているから。

・紙が細かくギザギザきれているのは、刃先で切ってしまっているから。

・紙を持っている手が危なっかしいのは、全体を見通せてないから。

などが、考えられます。

 

はさみの練習に、ネットで様々な練習用紙が出ています。

・“モンテッソーリ”“はさみ”“練習”で検索

・折って切ると線対象でできる形(ハート、りんご、くまなど)

・折って切ると立つもの(恐竜など)

 

主に園用ですが、1年生も十分に楽しめ、そして、練習になるでしょう。

参考になりそうです。

やっておきたい練習

・直線、波線、ぎざぎざ、などの線

→基本の動き(ぐーぱーぐーぱー)の練習

・長い線、短い線

→長い線は刃先の奥だけを使う(ザク)、短い線は刃先だけを使う(チョキン)練習

・円や三角などの形

→紙を回して切る練習

 

これらが練習できるように、様々組み合わせてみてください。

もちろん、お家の方が書いてあげてもよいでしょう。

折り紙を折って好きなように切るのも楽しいですが、基本が身につきにくいです。

なぜなら、自分が切りやすいように切るからです。

基本を身につけたあとに、自分で好きなように切るということをすればよいかと思います。

 

図工の授業で工作がはじまれば、はさみを使う機会が多くなります。

しかし、1年生だけでなく、はさみを正しく使えていない子が、案外多いです。

さすがに、危なっかしい子はあまり見かけなくなります。

しかし、あとの2つをやっている子は結構見られるのです。

また、余分なところを切り落として、細かく切ればよいところも、一筆書きのように切ろうとして、紙をぐるんぐるんまわしている子もいます。

基本的なことが身についているのと、ついていないのとでは、様々な場面のちょっとしたところで、綺麗さや、かかる時間が変わってきます。

ですので、こういうことは、小さい時から教えてあげておくとよいですね😄

ゴールデンウイーク、是非、お家で楽しんでみてください!