ぴかぴかの1年生 先生の視点から

どの学年でも、そしてお家の方もみんなその年の1年生です。遠慮して聞けないちょっとしたことも知れば安心です。

入学目前 何を教えておくか

入学を目前として、あれこれ気になったりしていることと思います。

そして、お子さんにもあれこれと言ってはいないでしょうか。

お家の方が、あれこれ思うのは勝手ですが、お子さんはまだ生まれて数年です。

ここは、大人がぐっと不安や心配をこらえ、お子さんの様子を見守る形をとっていきましょう。

 

とは言っても、あれこれ言っておきたい、約束しておきたいということがあるでしょう。

 

・お友達に優しくする

・意地悪しない

これは、基本ですね。絶対です。

言い方は、そのお子さんに合わせて教えてあげなければなりませんね。

歳は関係ありません。人権に関わります。

 

・交通ルールを守る

これは、命を守るためですね。

これも、園の時から言ってこられてると思いますが、これからは自分たちだけでの登下校になるので、その辺りを教えてあげるとよいですね。

 

・先生の言うことを聞く

これは、学校生活を送る上で大事な部分です。

そんな、何でもかんでも聞くのは時代が古い!

など、そういったことではありません。

やはり、基本的なことです。

聞ける子はのびます。

また、危険な場合もありますからね。

 

ここまでは、今までと同じ内容かなと思います。

それを、入学を前にはりきっている子に、詳しく具体的に教えてあげると、効果は上がりますね⤴️

できるかは、別ですがね😆

自分もお友達も傷つること以外は、できなくても勉強です。

 

さて、更にアップさせるならです。

あまりとやかく言うと、わけがわからなくなりますので、絞りましょう。

その都度教えていけばよいですからね。

1年生が終わったわけではないので、この1年間で学んでいく心持ちで☺️

 

一つ挙げるなら

自分から発言する

です。

お子さんによって、今の段階ではどれくらいできるかが変わってくるかと思いますが、以下のような内容になります。

①挨拶できる

おはようございます。

さようなら。

ごめんなさい。

ありがとうございます。

②返事ができる

はい。

わかりません。

③困った時に伝えられる

おしえてください。

できません。

どうしたらいいですか?

こまっています。

④事実が述べられる

○○でした。

〇〇しました。

 

どうでしょうか。

自分から

というのがポイントですね。

 

「どうしたの?」

「、、、」

「〇〇なの?」

「、、、」

「〇〇なの?」

(うなずく)

これは、自分から発せられていないですね。

 

全部相手から気づいてもらえるわけではありません。

自分から発信していかなければ、困った状態が続きます。

それでも、自分でやり過ごしていれば、それはそれで、ある意味たくましさを感じますが😆

 

③④を難しくお考えかもしれませんが、短い言葉でよいのです。

今の自分の状況をお話しできるかということです。

ですので、

先生に言いにいけばよいからね。

と教えてあげましょう。ただ、この言葉だけでは、実際になった時に、何をどうしたらよいかわかりません。

例を挙げ、具体的な場点を想定しながら教えてあげましょう。

ごっこ遊びで、自分で考えてみるのもいいですね。

お家の方が先生役、そして、交代して、お子さんが先生役も面白いかもしれません。

先生役は、はりきりることでしょう。

小さい子は、ごっこ遊びが好きですからね😃

 

あれもこれも言っておく必要はありません。

少しずつ学ぶからです。

しかし、

困った!

痛い!など、自分の状況は発信できるように準備しといてあげましょう。