ぴかぴかの1年生 先生の視点から

どの学年でも、そしてお家の方もみんなその年の1年生です。遠慮して聞けないちょっとしたことも知れば安心です。

定番の習い事 英語 習ったほうがいい?

ここ十数年で一気に定番に昇格した英語

習っている子が少数のひと昔前は、

習っている子が意気揚々と嬉しそうに活躍していました。

周りの子は、ほ~という目で見ていました。

そして、徐々に増えだした時には、

私、習ってないから・・・

と、習っていない子は、外国の先生と他の子の会話が続いた時に、

不安そうな顔を見せることもありました。

しかし、基本的には、簡単な内容であり、

ゲーム主体ですので、多くの子は楽しんでいました。

 

では、今はどうでしょうか?

現在は中学年から教科として位置づけられ、教科書もできました。

教科書に沿って進めていきます。

もちろん、難しい内容をいきなりするわけではありません。

少しずつのステップアップです。

また、専科の先生がいることも多く、

よりわかりやすく教えてもらっています。

 

それに伴って、英語の習い事も、他の習い事と同列になった感じがします。

そこまで特別感もなくなった、つまり、習っていない子も、

私は・・・という様子が見られなくなったように思います。

 

では、

学校の授業だけで英語の力は身に付くのか?

これは、どこまでを目指しているかによります。

英語の力を何とするかによります。

他の教科と同じです。

体育で鉄棒がありますが、体操選手にはなれません。

調理実習もありますが、シェフにはなれません。

なぜなら、それらの学習の目標が、体操選手やシェフではないからです。

英語の授業にも、それぞれの学年の目標があります。

ですので、英語の力を

‘’ぺらぺらに喋れるように”

であれば、難しいでしょう。

そこまでは思っていなくても、

小学校の英語だけで大丈夫なのか?

こもれ、他の教科を思い浮かべてください。

学習塾に行けば、それだけ学習する時間が増えるわけですから、

一般的に考えれば、何もしないよりかはのびます。

英語も同じです。

やらないより、やった方がのびる、力が付きます。

と言いますと焦るかもしれません。

しかし、ここでも、以前お伝えした、

①ご家庭の家計

②子どもの力

を考えてみてください。

つまり、何でもかんでもすれば、きりがないということです。

また、英語が教科になってから感じることが変わってきました。

 

教科になる前は、英語を習っている子を見ると、

・中学生でスムーズに英語の授業に入れるだろうなあ

・小学生からやっていると、将来、ぺらぺらになるんだろうなあ

と、思っていました。

 

教科になってからは、中学年は週に1回、高学年は週に2回も授業があり、

子どもたちの力が積み重なっているのがわかります。

かなりの内容で、参観日などで見られると驚かれる保護者の方も多いです。

中学とのつながりとよく言われますが、中学も中学も刷新されていっています。

私たちの時代とは違いますね。

ただ、素人目線で申し上げますと、

高校受験などを見据えた授業となるので、そこが難しいのかもしれませんね。

 

ですので、何度も言いますが、私たちの時代とは違います。

英語を小学校から習えば特別!というのも、変化していっているのですね。

もちろん、先ほど申し上げた通り、どこまでを目指すのか、

小学生からぺらぺらの上級者を目指すのであれば、別ですが。

 

難しくならいようにしながらも、中学校につながるように考えられている英語の授業です。教科書を持ち帰った際には、ぜひ見てみてください!