ぴかぴかの1年生 先生の視点から

どの学年でも、そしてお家の方もみんなその年の1年生です。遠慮して聞けないちょっとしたことも知れば安心です。

鉛筆は三角鉛筆 正しい持ち方の必須アイテム

鉛筆の持ち方は、教科書にもよく出ている

・親指と人差し指でつまんで

・すーと倒して

・中指まくら

この合言葉を唱えることが多いです。

しかし、気づくと、

・ぎゅと握る

・親指が出ている

など、癖がぬけません。その方が今は楽だからでしょうね。

持ち方が違うと、肩が斜めに入り込んだり、紙を斜めにしたりする場合も出て来ます。

力を入れずに楽に長く書くためにも、正しい持ち方を身につけさせたいものです。

 

そこで、役立つアイテムが

三角鉛筆

よく、鉛筆に取り付けるゴムや補助具があります。なぜ三角鉛筆がよいのかお伝えします。

・3面なので正しい持ち方になりやすい

3面ですので、先ほどの、

・親指と人差し指でつまむ(2面)

・中指まくら(1面)

というように、ぴったりなわけです。

 

そして、その逆なのが、丸型鉛筆です。

つまむところも、まくらにするところもありません。おまけに、転がります。

そして、どこかの隙間や、なんなら横にかけているバッグに入り込み、授業を中断して探したり、休み時間も探し続けることになるのです。

初期の頃は探し続けますが、そのうち、なくなっても気にしないという子も出てきます😅

 

6角形の鉛筆は、まだ面になっているので、

つまんだりしやすいですが、三角鉛筆は3面なのでぴったりに指を添えられるんですよね。

指導もしやすいです。

 

・付け替えなくてよい

ゴムや補助具を用意される方もおられます。

これは、低学年に限らず、中学年でも見られます。

おそらく、

「字をなんとかしたい!」

→「これは便利グッズだ!」

と、新学期、心機一転用意されるんですよね、お家の方が。

しかし、用意してあげたものの、その後の経緯を見てる方はどれほどおられるのかと思うくらい、活用されていない補助具をいくつもら見てきました😅

なぜ、活用されないのか

面倒くさい

この一言でしょうね。

そもそも、中学年まで正しい持ち方をせずにきてしまっています。そして、そこに不便さを気付いてないのなら、自分正しくしたいという意志もないでしょう。

この補助具の欠点は、

付け替えないといけない

ことです。

鉛筆を削る場合に外して、また付ける

この作業が必要です。

中学年では面倒

低学年では少々難しい

毎日、毎時間使うものです。

面倒なものであれば、遠のいていくのも自然です。

 

その点、三角鉛筆は他の鉛筆と同じです。

特に何かしないといけないことはありません。

ですので、購入の際には、三角鉛筆を検討してみてはいかがでしょうか☺️