ぴかぴかの一年生 小学校編

どの学年でも、そしてお家の方もみんなその年の一年生です。遠慮して聞けないちょっとしたことも知れば安心です。

入学前チェック② かさをたためますか?

入学前のソワソワを払拭するために、何か練習しておけば気持ちも紛れるだろうというものです😊

入学前チェックの2回目は

 

かさをたためますか?

今回の条件は、ずばり、安全に!です。

なぜなら、傘は1年生にとって、長く扱いにくいものだからです。

例えば、持ち方一つにしても、

①柄の部分を持つ

②縦にして持つ

③地面につかない

ということを教えないと、

自分の傘を溝にひっかけて、その勢いで転んでしまったり、

傘を後ろの友達に思いっきり当ててしまったりすることが

多々あるからです。

長さを把握できていないということもあるのでしょう。

また、周りが見えていないということもあるのでしょう。

また、危ないものを持っているという認識が薄いこともあるのでしょう。

いろいろと考えられるのですが、傘の扱いは気を付けなければなりません。

振り回すだなんてとんでもないです。ついついやりがちですがね。

 

さて、傘をたたむ時も同様です。

そこで、

合言葉はお上品にです。

水しぶきを飛ばすにしても、

自分の体の近い位置で

下に向けて

そよそよそよ

 

下駄箱で傘を閉じて、たたむことが多いですが、

雨の日は大変混雑します。

そんな混乱した中で、

傘をパカパカ、ワッシャワッシャしていたらどうでしょうか。

大変危険です。

また、けんかにもなります。

「〇〇くんがみずかけてきたー!!」

「かけてへんしー!!」

どちらも正解です。

彼にとっては、かけていません。

傘の水しぶきをとばしただけですから。

もちろん、かかった子にとっては、かけたし!となるわけです。

こうやって、子どもの言い合いは、食い違っていくのですよね。

 

ですので、「たためる」ではなく、

「お上品にたためる」練習をしてみましょう。

 

そして、中級編上級編にも挑戦しましょう。

 

中級編

傘をさしてようやく登校したと思ったら、

ぬれた傘をたたむのです。

肩には重いランドセルがずしり、、、

子どもにとって、たたむのも大変な上に、

この状況です。

挑戦してみましょう!

雨は降らせませんが

①傘をぬらす

②ランドセルを背負う

 

さて、ここからです!

上級編

さらに、荷物を持っていることがあります。

鍵盤ハーモニカ、体操服、上靴袋、、、

雨は荷物のことを考えて降ってはくれません。

例えば、下校時に雨だと、先生が、

鍵盤ハーモニカの持ち帰りはやめておこう

と判断されることがあっても、

登校時はできませんよね。

中級編に加えて、何か1つ持って、傘をたためるでしょうか。

かなりの難易度upです。

やってみて、どんな感じになるのか試しておくとよいでしょう。

試してみることで、本人も想像がつくし、

お家の方もアドバイスができます。

また、これは、ちょっと難しいだろうなとなったら、

「人が少なくなるのを待って、すみの方で荷物を置いて

たたんだらいいよ。」

など、具体的に教えてあげることができます。

鍵盤ハーモニカは特に、置かないと難しいでしょうね。

超上級編ということで、できないことを悩む必要はないですからね。

 

みんな、なんなりとやっています。

〇〇さんがーとかもありながら。

とにかく、けがにだけは注意です。

 

入学前のソワソワ解消に、挑戦してみてください!