夏休み前になり、学用品を持ち帰る時期となりました。また、図工の作品や生活科のまとめなどを持ち帰る学校もあるかと思います。
また、夏休み中や2学期始業式のお便り、宿題など、たくさんのプリント類も持ち帰ります。
その中に、必要ないお便りもたくさん入っているので、取捨選択しながら仕分けしていく必要があります、
夏休み中や始業式前に“あれがない!”と、慌てなくてよいように、適宜整理していきましょう。
そして、大事な作品はせめて1年間は保存してあげてほしいなと思います。2年生になる前に、振り返りにも使えます。
1 中の確認
まず、持ち帰ったら、必ず中を開けましょう。
①道具箱
・ゴミが入っていないか
・名前が薄くなっていないか、名前シールがはがれていないか
・中身が入っているか
などをチェックします。
特に、
・クーピー、クレパスは足りているか
・クーピーの消しゴム、鉛筆削りは入ってあるか
・のりは満タン入っているか
中身がないものに関しては、補充が必要ですので、メモをして、すぐに購入しておきましょう。長い夏休みと思っていると忘れてしまいますし、頭の片隅に残しておかないといけないので、さっさとしてしまうに限ります。
②図工の作品や生活科のまとめ
中を見てほめてあげましょう。せっかくですので、絵画などは飾るのもよいですね。
図工の作品は、はさみの使い方や色の塗り方などじっくり見てみるのもよいです。器用にできていなければ、 指摘するのではなく、夏休みに工作や絵などを一緒に楽しめばよいです。自信をなくさないように、きっちりさせようとするのではなく、コツを教えてあげたり、道具に慣れるようにしてあげるのがよいでしょう。
生活科のまとめでは、うまい下手よりも、そのものを捉えられているかを見るとよいです。デッサンではないので、そのものを捉えられているかです。
例えば、朝顔の葉の形が、やぎのようになっているか、葉っぱが地面から生えていないかなどを見ます。これも指摘するわけではなく、朝顔を夏休み育てながら、お家の方が、「こんな形だねー、ここから、葉っぱが出てるねー」と描いて見せてやるとよいです。
2 お便りの確認
大量に届くでしょうが、1枚1枚確認をしましょう。
①夏休みに関わること
・夏休み中の約束
・宿題や始業式に関する学年たより
これらは、大事です。紛失しないように、スマホで写真を撮ったり、アプリに保存したり、所定の場所に貼っておいたりして、探さなくてすむようにしておしましょう。
始業式に何を持っていくかがわからなくなりますので、くれぐれも注意しましょう⚠️
②イベント案内
夏休みには、無料であったり、お得な料金で参加できるイベントなどもあります。
工作などができるイベントでは、夏休みの自由研究も兼ねられます。
また、植物や昆虫が好きであれば、植物・昆虫採集など、なかなかお家の方がしてあげられない催し物があったりもします。
取捨選択しながら、お得な情報をゲットしてください。
③作品応募用紙
読書感想文や交通安全ポスターなどを募集していることがあります。好きなものがあるかもしれません。もしかしたら、参加賞や入選ということもあります。横縞な考えはさておきとしても、長い夏休みですので、是非好きなことに挑戦してみてください。挑戦するのであれば、①のお便りと一緒のところに残しておきましょう。
3 保管場所
あちこちに物を置くと、どこにいったか探さないといけません。
・教科書、ノート
・筆箱
・お道具箱
・宿題
・鍵盤ハーモニカ
・置き傘
・夏休みの宿題
・朝顔
これら子どもの持ち物は、場所を決めて置いておきましょう。
特に、薄いドリル類や鍵盤ハーモニカの本などなくさないよう、必ず元に戻す習慣を付けておく必要があります。
タブレットを持ち帰った場合は、お家の方の目の届くところに置き、お家の方が管理をしましょう。
高価な借り物ですので、紛失したり、壊してしまっては大変です。充電器を借りている場合も一緒に保管しておきましょう。
朝顔は毎朝の水やりをきっちりできるように声かけをしてあげるのもよいですが、ルーティーンの中に組み込むとよいです。
例えば、
水やり→新聞をとる→朝食
というように習慣化させていきます。はじめは、声かけが必要かもしれませんが、習慣化させれば、お家の方も楽ですよ。
種取りが宿題のところもありますので、ほったらかしになっていた!やばい!とならないように、引き続き、大切に育ててくださいね。
4 洗濯
すっかり汚れてしまっている物を、さっぱり洗濯してあげてください。
・上靴袋
・体操服袋
・給食袋
などの袋類です。
また、
・上靴
・鍵盤ハーモニカのうたくち
は、一緒に洗ってもよいですし、できそうなら、洗い方を教えて、任せてみるのもよいでしょう。
そして、必ず、乾いたら即所定の場所に片付けます。
「鍵盤ハーモニカをしようと思ったら、うたくちがない!」とならないようにしましょう。
怒涛のように、毎日あれこれと持ち帰ります。その都度、処理をしていきましょう。お仕事などでその都度が難しければ、夏休みに入ったら早めにしてしまいましょう。
その場合も
・所定の場所に置いておく(特に教科書類や宿題類はなくしやすいです)
・タブレットはお家の方が保管する
・お便りだけは、すぐに仕分けしておく
ということには気をつけておきましょう。
この整理・整頓が2学期を気持ちよくスタートするはじまりでもあるのです。