各都道府県にある国立大学の附属小学校。
子どもたちは、受験&抽選で決まります。
となると、先生たちも特別に受験した選りすぐりの先生たちかと思いますよね。
どのように決まっているのか、受験される方や、通っている方は気になるところだと思います。
採用のされ方
国立大学の附属小学校には大きく2種類の採用があります。
1 附属小学校枠
おそらく多くの方々が想像しているのがこちらではないでしょうか。
附属小学校で採用されるので、公立小学校の先生ではありません。
附属小学校の先生として受験することになります。
2 公立小学校からの異動
公立小学校では、人事異動として何年か経つと他の小学校に変わります。
その一つとして、国立大学の附属小学校があるのです。
ですので、身分は公立小学校ですが、国立大学附属小学校に異動、銀行で言うと出向という感じでしょうか。
希望を特にしていなくても、声がかかることがあります。人数も限られていますし、研究機関でもありますので、普通の人事異動のように、めったやたらに附属小学校に決まるということはないですが。
その先生が、何か特化した教科をもっていたなら、そういった方面から声がかかることもあります。
専科外もちゃんと教えてくれる?
附属小学校は、公立の小学校とは異なり、各人で研究を進めていくことになります。
よって、学校や学年で揃えるという公立小学校に比べて、附属小学校は、各々になるので、学年で揃えるということがないです。
その先生のカラーが強くなるということです。
専門的な知識が高い先生に教えてもらえたら、勉強がわかりやすいだろうと安心な反面、
他の教科もちゃんとやってもらえるのか心配される方もおられます。
・低学年では偏りなく満遍なくやってもらいたい
・高学年だから5教科、特に国語や算数の先生がいいな
など、担任の先生の担当教科などが気になるかもしれません。
もちろん、どの教科も小学校の先生である限りやります。他の教科ができずに困る!なんてことがあれば、附属小学校を希望する人が減るでしょう。
プラスされて、その先生の好きな教科が、好き!楽しい!となることが多いのではないでしょうか。
小学校のクラス担任制は、先生の好みを受けやすいものです。
「上の子は〇〇、下の子は〇〇に興味を持つようになった」
と、1年生の担任の先生の影響をそれぞれ受けていると聞いたことがあります。
公立学校でもそんなことがあるくらいですから、附属小学校の場合は、もっと強く感化されそうですね。
せっかく附属小学校に入ったのなら、マイナスに考えるよりも、プラスに捉えた方が楽しそうですね☺️