ぴかぴかの1年生 先生の視点から

どの学年でも、そしてお家の方もみんなその年の1年生です。遠慮して聞けないちょっとしたことも知れば安心です。

本を読んでもらうには 高学年

高学年になると、読書の好き嫌いがはっきりしてしまいます。

今まで習慣がなかった子にとって、活字をたどる時間が苦痛となるでしょう。

かと言って、プライドもありますので、読みやすい本を選ぶこともしないです。

 

こうなってしまっては、

「読書をしなさい!」と言うだけでは難しいです。

高学年でのポイントは、

“親しい人との共通点をつくる読書”

と位置付けることです。

つまり、本を通して、共通の話題を持つことを楽しむ時期に入るということです。

そして、この時期は、友達との関係を大切にし始めます。そこで、

“友達が読んでいる本”

“友達が面白いと言った本”

そういったものを聞きながら、本屋さんに寄ってみるとるよいでしょう。

あまりにも背伸びしすぎると放り出してしまいますが、少しくらいは頑張って読んで、共通の話題を持ちたくなるものです。

友達が読んでいなければ、仲や良いいとこなど、とにかく、親しい人でよいのです。

また、お家の方が、子どもの頃好きだった本をすすめてみるのもよいでしょう。

好みがありますし、読めるかどうかの力も関係してきますが、お家の方が、その本の魅力を楽しそうに話すことが何よりです。

そして、お互いに忙しいかと思いますが、一緒に本を読む時間をつくるという、基本的なことを地道に積み重ねていくしかないでしょう。

本について語り合う、そういったことを楽しめる時期です。

例え、字が大きな本でも、選んだ本についてとやかく口は出さず、その本の魅力を聞いてあげてください。

もちろん、絵本でも構いません。

素敵な絵本はたくさんあります。

まずは、お家の方が読書を楽しむということですね☺️