ぴかぴかの1年生 先生の視点から

どの学年でも、そしてお家の方もみんなその年の1年生です。遠慮して聞けないちょっとしたことも知れば安心です。

ひらがな 大多数が読めている どうやって追いつくか

1年生は、まだひらがなを習っている最中でしょう。

時間をかけて、丁寧に文字指導を行います。

・姿勢、鉛筆の持ち方、消し方を身につける

・運筆を身につける

・文字の形、書き順を知る

・言葉集めをして様々な言葉があることに気づく

・一文字一音を感じる

などです。

 

知っている!できる!から、

・書くのが難しいぞ

・上達してきた

・どんな言葉があるかな

などの授業へとなってきます。

そして、“書くことは大変”ということにも気づきます。

 

書くことは大変ですが、読むことに関しては、ほとんどの子が完璧とまではいかなくても、大体はできます。

つまる音(小さい「っ」)やねじれる音(「きゃ」など)が入っているとつまってしまう子もいますが。

 

習った文字が怪しい子、習った文字がやっとな子は少数です。

書く宿題があるかと思いますが、それだけでは不十分でしょう。

今、書いていても単に手を動かしているだけで身についていない可能性があるからです。

 

①言葉に関心を持ち、語彙を増やす

・言葉遊び

しりとりや、ことば集めなどがあります。

ことば集めでは、「2文字」「3文字」「言葉の中に「あ」が入っている」など、条件をつくりながら発展させられます。

・絵本

簡単なことば遊びの絵本があります。

『あっちゃんあがつく』シリーズでは、リズムよく一緒に読んで楽しめます。

 

②文字を覚える

・カードゲーム

ゲーム性があると楽しいです。

カルタなど、様々な種類が出ています。

百均でもあります。

・アプリ

『あいうさがし がんばれ!ルルロロ

「くまのがっこう」のキャラクターが登場し、可愛く楽しく学べます。

タップするだけなので、文字に抵抗感なく練習できます。

 

お家の方も何かとお忙しいかと思います。

しかし、与えるだけでは、モチベーションも上がらず、続けにくいです。

今、今!今!!

時間を割いて、きっちりと身につけさせ、学習の習慣を身につけさせるかが、今後に関わってきます。

どの方法が、お子さんにぴん!とくるかは、わかりません。色々と試してみながら、楽しく学習が続く方法を見つけてみてください。