夏休みの課題に自由研究が入っている学校があります。低学年・中学年くらいまでは、親の作品とも言えるぐらいの課題です。
図書館で自由研究の本を探すのもよし、今では、インターネットで調べることもできます。
計画的に進めるためにも、早めに決めてしまうのがよいでしょう。
この自由研究ですが、研究だけでなく、工作や絵画でもよい学校が多いです。
自由研究で、避けた方がよい内容を3つお伝えします。
1 大きい作品
場所を取ります。
「大きすぎて子どもでは持って行けないので親が運びます」と連絡が入るくらいの大きな作品の子もたまにいます。
作品展では、どこかの教室や体育館にみんなの作品を並べますが、学年やクラスの台を一人がめいいっぱい使うことになります。
作品展に並べるのはまだよいとしても、それまでの間と、持ち帰るまでの間に、教室で保管しなければなりません。
教室のロッカーの上に並べるにしても、幅が広くないので置けません。クラスの人数が多いと、教室は狭いので、他に置いておくところもありません。物理的に難しいのです。
2 割れる作品
夏休みの思い出として、旅行で使ったガラスや陶器の割れ物を持ってくる子もいます。
また、割れ物でなくとも、繊細で落とすと壊れそうな物もあります。
教室保管時、子どもの体が当たって、落ちることもらあります。予期せぬことも起きます。自分で落とすこともあります。
大事な作品ですので、非常に気を遣います。
3 キット
お店やネットなどで、工作の材料と作り方がのっている商品が売られています。
これは、避けた方がよいと言うと、大袈裟なようですし、駄目でもありません。それを使ったからといって、何かあるわけではありません。
お家の方も忙しいのは承知ですし、そういったものを利用するのも一つかもしれません。
しかし、キットは誰かとかぶることが多いですし、仕上がり方も違うためすぐにわかるということを知った上でご検討ください。
ポイント
せっかくの、夏休みです。
大変かと思いますが、せっかくするならば、お家の方と一緒に楽しみ、一つの思い出にしてほしいです。
難しいもの、凝ったもの、見栄えのするものを作る必要はありません。
それよりも、楽しく取り組んだんだなーと伝わればバッチリです👍
楽しく色塗りしたんだなー
海に行った思い出なんだなー
○○に興味を持ってるんだなー
家にあるもので工夫したなー
などです。
例えば、
・旅行で拾った貝殻の写真立て
・空き箱の中に、魚などをつるしたミニ水族館
・プラスチック風鈴
・フェルトやビーズなどを使った手芸
・朝顔で和紙染め
・朝顔などの押し花栞
低学年は研究よりも、工作が多いです。
しかし、研究で言えば、
・朝顔の観察日記
・好きな電車の路面図や電車の車種
・お料理日記
など、好きなもの、身近なものをテーマに記録できたら楽しいですね。
大切に育ててきている朝顔を活用すると育て甲斐が倍増ですよ。
もう少しで夏休みです。「自由研究」が頭の片隅に少しでもあれば、「これでできそう!」ということに出会うかもしれませんし、先々に準備してすることもできます。
今は、ネットでヒントになることもたくさん出ています。時間のある時に、今のうちに見ておくのもよいかもしれません。