先生の小学校1年生相談所

遠慮して聞けないちょっとしたことも知れば安心です。

小学校 平成と令和の違い

普段は気づかずにいることが多いですが、ふとした時に平成と令和のちょっとした違いに気づくことがあります。どちらがよいとかではなく、雑談的なものです😃

(あくまでも、地域にもよりますし、ずっーと調べてきたわけではないので、感覚的なものであることをご了承ください)

 

1 夏が来たら髪の毛を切る

夏がくると、暑くもなりますし、何よりもプールが始まります。これを機に、髪の毛を切る女子が増えます。おかっぱになり、余計に帽子に入りにくくなるということもあるあるですね😆

男子もさっぱりした髪型になります。

ところが、地域にもよるかもしれませんが、そのような子たちがいない、もしくは減ってきています。

水泳帽に自分で髪の毛を入れられるようにお便りしていると、女子はかわいらしく、お団子や三つ編み・編み込みアップ、長い前髪もおしゃれにアップしてきます。(高級マダムの地域ではなく、一般的な地域です)

ポニーテールが珍しいくらいです。

昔より、働いている方が増えているにも関わらずです。

平成では、母親が仕事をしているので自分でくくれるようになるまで髪の毛は短かくらしておかないといけないルールのご家庭もありました。

今は、乾きやすくするために、ショートまでいかなくても、少しすいたり、短くカットすることもいことに気がつきました。

以前、お父さんだけで数日間、お子さんを見ないといけないので、プールで髪の毛を結んでほしいとの連絡がありました。この場合は、事情が事情ですので、もちろん応じました。そして、それが悪いというわけでは一切ないのですが、ふと、夏の髪の毛事情の平成と令和の違いに気づいたのです。

 

2 親の呼び方

“パパ・ママ”といつから呼ぶようになったのだろうかと、以前から気になっていました。

平成では、“ママ”と呼んでいる子は、甘えたちゃん、お嬢さんという感じでした。

クラスに一人いるか、いないかくらいで目立ちました。

ところが、いつのまにか“パパ”“ママ”が当たり前かのようになっています。

はて?!これはいつからなのか、気づかぬうちに、逆転現象が起きていました。

大阪では、やはり“おとん・おかん”が主流なのでしょうか。

 

3 夏休みの登校

①開放プールやプール補習

②夏休みの勉強会(補習)

③登校日(平和学習&宿題確認)

④PTA清掃作業

⑤飼育委員の飼育当番・学年畑の水やり当番

などが行われていました。しかし、徐々に減ってきているのではないでしょうか。

①はプール管理や安全性、気象面(雷注意報・光化学スモッグ注意報・熱中症など)から、実施が難しくなっています。そして、②も関連しますが、教員の働き方改革にもよるのでしょうね。

③は、毎年、指定日で決まっている地域もあるかと思います。

④は保護者の方も集まりにくいということでなくしている地域が増えてきたかもしれません。子どもたちだけでは、手が届かないところや力仕事となるところをお父さんが来てくださると随分と助かりました。また、子どもと大人が清掃するのとは、綺麗さが違います。洗剤も使えますので仕上がりもよいです。

⑤は今では教員の仕事です。長期休暇は研修や出張だけでなく、日直当番もあります。

やはり、子どもたちに登校させるのが難しくなっていますね。昔は、決められた当番日に、近所の子たちと約束して学校に行き、職員室で「来ました!」と声をかけて、活動を行っていました。

しかし、今は、夏休みの過ごし方も多様化し、当番割り振りしにくいですし、用があると言って誰か一人で来るようなことになっては危ないです。段取りを組むのが大変になり、先生がした方がよいとなったのでしょうね。

 

4 学校の公衆電話

今のように携帯のない時代は、学校に公衆電話がありました。来客用や保護者用ですね。ところが、この公衆電話、子どもたちも使用して、忘れ物を届けてもらうということがありました。

「公衆電話を子どもが使ったらあかんやろ」

など、子どもたちの間で言い合いになったりしても、先生は知ってか知らずか、結局そのままです。子どもたちも、わざわざ先生に言ういう考えもありません。今、もしそのようならことがあったら、学校のルールに示されそうです。

そして、かけたところで、働いている方も多く、持って来てもらうのも難しいかもしれませんね。

 

本当にちょっとしたこと、小ネタ集でした!