入学式までに、どこまで身につけさせたらよいのか不安になりますよね。
身につけると言ってもレベルがあります。
今回は、レベル5で分けてみたいと思います。
あくまでも、子どもたちの様子や困り感を見ての私見です。
1 通学路の確認 レベル⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
登下校に関しては、お家の方の責任下となります。幼稚園や保育園と同じなのです。
集団登校や集団下校がある地域もあります。これも、あくまでも、お家の方が送迎するのは大変だから、地域の年上の子が見てあげようというものを代々続けているのです。お世話になったので、自分も年上になったら連れて行ってあげようというものです。
先生が送ってくれるのも、本来はお家の方の役目です。
登下校がある地域は、勘違いされている方が多いように思います。
つまり、すべきことは、我が子は家まで帰れるのかです。
危ないところを避ければ、少々道を間違えたとしても、とにかく帰れるかです。
先生が、途中まで送ってくれたとしても、家の前までの道順まで全て把握はできません。
たまに、途中で違うチームに紛れてしまい、我が子がいない!と大騒ぎになることがあります。
下校は安全面からも、かなり気をつけます。それでも、そんなことがあります。
こっちの道!、こっちの方向!と、自分でわかることは大切です。
そのために、練習するとよいですね。車では子どもはわかりません。
何か一緒に目印を見つけたりしながら、お散歩のがてら楽しんでください。
2 自分の名前を読める・書ける
レベル⭐️⭐️⭐️⭐️
これは、「正しく」読める・書ける必要はありません。
“文字は学校で教えるから、変に癖を付けない方がよい”などの意見も出ているのかもしれません。しかし、やはり知らないと不便ですよね。
自分の名前だけでも読めると、これは自分のとわかります。学校でみんな知らないことを前提で指導もしてくれるでしょう。(もしかしたら、書けるようにと説明会で指示があるかもしれませんが)
しかし、名前が書けるとやはり便利です。自分のものであることを示せます。
興味を示しているようであれば、書き順を教えてあげてもよいかと思います。癖がぬけにくくなることもありますからね。
しかし、子どもによって文字の興味は違います。無理強いはせず、嫌いにならないのが一番です。
3 リュックの扱い レベル⭐️⭐️⭐️⭐️
リュックの開け閉め、荷物の出し入れ。
これ、小さい1年生にとっては、すっごく大変です。
リュックに入れようとすると、リュックが机や椅子から落ちます。
そして、紐や鍵など、リュックのつくりに合わせてマスターしなければいけません。
まず、床で練習した後、狭いところ、椅子や机の上で練習するとよいでしょう。椅子は台でもよいですが、低いところを想定します。
そもそも、高いと余計難しいですね。
リュックが落ちてもよいです。
とにかく、最後まで入れて閉めて、背負える、それができたら、リュックで帰れます。
ポイントは、一つずつ入れることですね。
ノートと筆箱を一緒に持つだけでも大変です。
まず、背中に当たるところに、ノートなどを入れ、その後に筆箱、、、としていくといいですね。教えてあげることはしても、順序が違っても問題ありません。
帰れますから。荷物を入れ忘れて帰る子もいますよ😆
体操服袋をナップサックにしてリュックの上から背負えるようにしている場合は、難易度が高くなります。確かに両手があくので安全面ではよいのですが、1年生には難しいですよね。
練習する際には、友達に当たらない方法で練習する必要があります。
とにかく、リュックは開けて、出し入れして、閉めて、背負えるところまでは1人でできるようにしておきましょう。
楽しみながら練習できたらいいですね。
4 雨具の扱い レベル⭐️⭐️⭐️
4月の慣れない時期に雨が降ると、それだけで大騒ぎです。
・傘を閉じられる
・レインコートを自分で脱ぎ着できる
・リュクックカバーがあれば自分で付けられる
傘は、閉じられないと、友達の傘が中に入り、骨が曲がることがあります。
また、そのまま無理に抜こうとして、骨が折れることもあります。
危ないので、やはり閉めるという一連の流れは必要ですね。
そして、案外、レインコートやリュックカバーは、やってもらっているのか、自分でできずに困っている子がいます。
レインコートも着るだけならいいのですが、リュックも一緒に羽織るタイプは一年生にとっては難しいです。
また、リュックカバーも、朝はお家の人にしてもらうのか、はめられない子がいます。
できなくても傘がさせれば、多少ぬれるだけで、家には帰れます。
最低限傘をさせればよいということです。
5 柑橘類の食べ方 レベル⭐️⭐️⭐️⭐️
給食時間のことです。
給食時間も下校と同じく、プチパニック発生率が高い時間帯です。
あちこちで、牛乳パックにストローをさした途端に、飛び散ってます。
歩けば、ご飯を踏み潰します。
そして、八朔や夏みかんなどが出た時には中身が食べれるない😂汁だけチューチューしてます。もしくは、皮も一緒に食べるか。
かぼちゃの皮を食べるか尋ねてきた子もいますが😅
この柑橘類、時期的に、入学後、少しして出ることも多いです。
食べ方は、生活感が出ますね。
家での食卓もうっすら見えます😆
学校によっては、生の果物などが出ない場合もありますが、色々な食べ物に慣れておくのは大切ですね。
今は昔とは違い残せますが、それでも、やはり食に対して苦手意識があると、子どもにとって負担になる一つとなります。
そう言った意味で、出るか出ないかは別として、柑橘類も含め、いろんな食材に触れておくと、少し練習になりますね。
6 かた結び レベル⭐️⭐️
意外とやり方を知らずに、そっかーと思ったことがあります。2本をぎゅっと縛る結び方です。
物を落とさないよう、蝶々結びは難しいとしても結んでおく時や、図工などで使う時など、知らないとプチパニックです😁
これは、入学までに特段急ぐわけではないです。しかし、いつ必要になるかわからないものでもあります。
あれこれと大変なら、後回しで構わないものです。先生が教えてくれます。
もし、余裕があるようでしたら、やってみるとよいでしょう。
また、結び方に関して、入学準備とは違いますが、、、
冬の縄跳びの時期には、縄を結ぶということが必要になります。これも教えてもらえますが、冬まで時間があるので、練習しておくとよいですね。
縄跳びの結び方の練習でなく、縄跳びで遊んだ後に片づけの一環としてですがね!
蝶々結びも、1年生の間にマスターできると便利です。
あれもこれもではなく、これらは順を追ってですね。
以上、6つを挙げてみましたが、あくまでも独断と偏見?です。
できなくても、何とかなりますよね😊
とにかく、安全に行って帰る、これだけです!!