ここ十数年で、学童に行く子が増えてきています。
お家の方が働いており、子どもだけで留守番をしなければならない場合に預かってもらう放課後保育です。
地域によって、呼び方は様々かもしれません。
地域によって異なるかとは思いますが、今では、クラスの半分、もしくは、それ以上は学童に行くという感じになっています。
そして、今までは、入学後4月くらいまでは、お休みの子が多くいました。
特に、給食が始まる前までの午前中授業では、お休みの子が大半で、学童に行く子が少数でした。
全部休みとはいかなくても、子どもが日によって入れ替わり、全体としてそのような割合でした。
しかし、今は、お休みする子が数人になりました。
それも、入れ替わりで連続していません。
正職員で働く方が増えてきていることを感じます。
学童には春休みから通っており、クラスの半数ほどが知り合いになっています。
園が違えば仲良しまではなっていませんが、学童に通っているか質問した時、意味が理解できず、返答があやふやな場合、
○○さんはもやで!
と、他の子がしっかりと認識してくれています。
入学後の、数日間は思っていた勉強という勉強はできない状態(かばんの用意、トイレの確認、下校の準備などで)なので、退屈になってしまいます。
早く帰りたい!という子は今までもいましたが、早く学童に行きたい!
という声も聞こえるようになりました。
学童は、学校が終わりほっとくつろぎたいところ、再び異なるルールにのっとって集団生活する場ですので、帰りたくなる子も出てきます。
一方、集団で遊ぶのが好きな子にとっては、外遊びなどがあり楽しんでいます。
合う、合わないが出てきやすいです。
初期の頃は、友達が帰るのを見て、自分も帰りたくなり泣いたり、勝手に帰ってしまうなんてこともありますが、次第に慣れてくる子もいます。
しかし、今ではクラスの大半が行くわけですから、昔ほど、学童が特別という感じは、子どもの中では薄まってきているかもしれませんね。