学校の内科検診で服を脱がさないでほしいという要望が出てきて、その対応に苦慮している学校があるようです。
そのような内容は、地域でそろえることが多いです。なぜなら、「隣の学校は」と比べられるからですね。
医者の盗撮が、、、などを理由に要望していることもあるようですが、もはやそれは事件ですよね。
検診うんぬんの問題ではないですね。
正直、学校側からすると、ご家庭で個別に病院に行ってほしいところです。
検診一つ、1時間、その人にとっては、数分かもしれません。
しかし、そのために
・打ち合わせ、共通理解
・時間調整
・書類配布、回収、名簿に並べ替え全員揃ったかの確認、記入内容の確認、記入漏れの人の返却と回収
・お便り配布
・検診時の指導
・ほぼ1日、養護教諭が忙しくなるので、けがや病気の対応が担任になる
・終わった子から教室に戻るが担任は検診対応で教室に不在のため、自習準備、トラブルなどが起こることも多々、その処理。
・記録と転記
歯科検診の記録では、歯科助手のようなことをする学校もあります。
・記録の返却、回収
ざっとこんな感じです。
もちろんですが、ここに時間をかけている分、他の業務はストップします。
話がそれましたが、検診です。
見てもらうのはお医者さんです。
確かに思春期の子たちにとって、同姓でも恥ずかしいと思うかもしれません。
医者でも養護教諭でもないので本当にそれが必要なのかまではわかりませんが、気をつけをしてお辞儀した状態で背骨を見てくれたりしているので、服を脱ぐことは必要となります。
昔と異なり、他の子に見えないよに仕切りをつくってくれています。
お家の方がどういう状況を聞いているのかわかりませんが、学校も大人数の中、できる限りのことをしています。
そして、必要なことらしいです。
お医者に見てもらうことは、大事なことですよね。ならば、そちらを伝えてあげることが第一ではないでしょうか。
自分の身体を大事にする必要なことなのだと
大人でも一緒ですよね。
理由を明記した文書と共に、“タオルを持ってきてもよい”ということを記し、子どもにも伝えるという地域もあるようです。
服ではだめなのでしょうか。
大事なことは、
“自分の身体をしっかり見てもらうこと”
対応に目がいって、一番大事なところが論点になっていない話題だと感じます。