低学年ではよく塗り絵をします。
待ち時間に使えるからです。
1年生のひらがなプリントの絵も、塗り絵になっていることが多いです。
大人の塗り絵が一時期流行りましたが、やってみるとあまり深く考えず黙々とできる作業なので、自然と集中してストレス発散にもなりそうなのです。
子どもたちも同じで、ほとんどの子が塗り絵に集中します。
しかし、この塗り方が様々ですね。
ぎゅぎゅと濃く塗れる子、
ささーと塗って終わる子
男子女子の差は感じません。
案外、ちゃきちゃきしている女の子が後者ということも多いです。
ぎゅぎゅと塗る子は、上手い下手ではなく集中してますね。
ささーっと塗ってしまう子、そして、終わった子がいたらそれにつられて終わってしまう子は、やはり、“書く”という場面で、ちゃちゃーと済ましてしまうことが多い印象です。
鉛筆をゆっくり動かすということができにくいようです。
よって、なぞったり、文字を丁寧に書いてマスターするということが苦手だったりします。
ですので、持ち方含め、色塗りの仕方も指導していきます。あの手この手で丁寧に取り組めるようにしていきます。
繰り返していくと、次第に上達していくものです。
努力家の不器用さんは、文字の上達までに時間がかかったりもしますが、塗り絵では、楽しんで上達していきます。そして、その丁寧な努力を継続することで、1学期終わりには随分と文字も上達するものです。
しかし、ささーっとやって、「はい、できた!」というタイプの子は、鉛筆を走らせてしまいますし、本人があまり意識していません。例え文字が書けていても、手を添えて一緒に書くなどして、じっくり取り組むということを体感させていくことも必要です。
特に1年生は、褒めれば褒めるだけ伸びます!!
今がチャンスです!!