ぴかぴかの1年生 先生の視点から

遠慮して聞けないちょっとしたことも知れば安心です。

教科書やノートを忘れたらやること

忘れ物をたまにするのは仕方のないことです。

それよりも、忘れた時にどうするかが学びです。せっかく忘れたからには、学びの機会としてぜひ生かしてください。

 

1 教科書を忘れて行った場合

家に帰ってきたら、どこのページを学習したか確認しましょう。

そして、書き込みをしたと言うのなら、お家で同じところを書き込みましょう。

また、教科書をコピーで 印刷してもらい、そこに書いている場合も、教科書に書き込むようにしましょう。

特に、算数や書写は、直接教科書に書くことが多いです。違うところに書いたからよいという考えよりも、本来は教科書に書き込むはずだったわけですから、本来のものでやり切るということを学ぶのです。

そして、特にいつもより丁寧な字で書きましょう。忘れてしまったことを挽回するのです。

先生に翌日提出するように声をかけるとよいです。

 

2 ノートを忘れて行ってしまった場合

違う用紙に書いている場合は、ノートに写しておきましょう。

休んでいた場合は仕方ありませんが、翌日、書き始めが他の子たちと異なると、どこに書けばよいか困ってしまいます。

また、ノートを見ながら復習することもあります。書いてないとわからなくなってしまいます。

 

このようなやり切る力や、マナーのようなものは、小さい内から身につけるとよいです。

そして、次第に応用もきいてきます。

忘れた時の対処法と、その後の行動を自分で考えることは、今後役立つでしょう。

しかし、少しずつ身につけてきていなかったにも関わらず、大きくなってから、

“自分で考えて”

“こんなの当たり前なのに”

と言っても、知らないのだから仕方ありません。

忘れたことをプラスに変える考え方は、いきなり自分からは思い浮かびません。

ぜひ、お家の方の一言と励ましで、プラスに変えてあげてほしいです😄