ひらがなを読めるかテストをすると、『ひらがな読み修得レベル』が大きく3つにわかれます。
単語ではなく、意味なく並んだひらがな読みテストをした時
1 考えて読む
2 一文字ずつ読む
3 よどみなく読む
時間がかかる場合は考えています。まだ、ひらがなを修得できていません。
音読したり、50音表を縦や横に読んだり、書くことも含めて練習が必要です。
「一文字ずつ読む」と「よどみなく読む」の違いは、
・“文字を一つずつ認識しているか”
(「あ」「む」「ほ」・・・)
・“全体を見ているか”
(「あむほ・・・」)
の違いです。
意味のない文字の羅列であっても、すらすらとなめらかに読めている場合は、全体(先)を見ています。一文字一文字が完璧な状態です。
ここまでできていたら、普段の練習プリントなどの問題も読みやすくなります。
一文字ずつ区切って読んでいる状態では、初見では意味を理解しにくい状態です。
音読練習ですらすら読んでいても、耳で聞いて覚えていることも多いです。
初見や、数回しかしていない音読でどれくらいすらすら読めるのか、そういった視点で聞いてみるとよいでしょう。
・単語として読めているのか
・一文字ずつ追っているのか
『読める』『書ける』はどの教科でも必要ですし、『読む』『書く』が覚えられていなければ、どの教科でもしんどくなります。それは、成績が悪くなるというだけでく、本人がつらくなるということです。
しかし、まだ、ひらがなを学習し終えてから、日が経っていません。ですので、今は、まだすらすらでなくても大丈夫です。「ひらがなを覚える」「濁音・長音・促音を身につける」ことが大切です。
しかし、2学期からカタカナや漢字が始まる学校が多いです。また、2学期になると、自分で書いたり、読んで問題を解くことま増えます。
ひらがなをすらすらと、よどみなく読めるように、夏休み、たくさんの本に触れたり、文を書いたりしながら、復習しておくとよいでしょう。