ぴかぴかの1年生 先生の視点から

どの学年でも、そしてお家の方もみんなその年の1年生です。遠慮して聞けないちょっとしたことも知れば安心です。

渋りはじめた 登校を嫌がる理由とその対処法

入学して少し経つと、あれだけ楽しみにしてたた学校へ渋り出すということがあります。

理由は様々です。

そして、原因を一つに絞るよりも、様々な要因が重なっていると考えてもよいかもしれません。

・園と違い、自由が少ない

・園と違い、先生が厳しい

慣れないという部分がありますね。

こればっかりは、園と学校とのギャップでしょうか。

 

・知っている・仲の良い友達が少ない、いない

園と違って慣れなくても、こちらが満たされていれば、安心感が違ったり、休み時間に発散できたりしますね。

 

・放課後保育に行かないといけない

みんなが帰る中、自分も帰りたくなるということがありますね。早く帰れる日は、比較的落ち着いているということもあります。

 

これらは一部の例にすぎません。

これに全て当てはまっても、楽しく登校している子たちはたくさんいます。

・クラスに知っている子がいないけど、、、

・休み時間一人で遊んでいるようだけど、、、

と、心配されるお家の方もおられますが、入学したての1年生は、ほとんど、どこで何をしているのかわからないくらい、個々に外に遊びに行きます。

園がどうこうは、まだまだグループより、個々の世界ですので、大人が思っているほどのものではないです。

とは言うものの、知っている子がいるかどうかは心強さが違ってくるでしょう。

 

また、放課後保育に通う子たちも最近では随分と増えてきています。

クラスの半分以上が行くということも通常になってきている感じがします。

ですので、

帰れない=特別、自分だけ

という感じは薄れてはきているかと思います。

しかし、“寂しい”と言っている子にとっては、

“早く帰れる”というのは、1日の大きな目標になるのかもしれません。

 

子どもにとっても受けとめ方は様々で、慣れるのに時間がかかることもあるかと思います。

ありきたりですが、1日1日励ましながら、積み重ねていくことが1ヶ月間、1学期間、1年間、、、となっていきます。

小さな楽しみや目標をつくりながら、励ましてあげてください。

そして、お家の方だけでは難しいと感じたら、先生に相談してみてください。

・朝渋る、寂しいと言う

・家ではこう話している、こうしている

(兄弟に教室に会いに行くようにしてもらう)

・様子を見守ってほしい

こんな感じで、はじめはよいでしょう。

 

みんなが楽しく来れるように考えてくれます。

どんな様子か見てくれています。

・笑うのはどういう時か?

・不安そうな時はどういう時か?

・休み時間の過ごし方は?

などです。

その後、少し様子を見てみましょう。

焦らずに、ぼちぼちです。

気長にいきましょう☺️