園では、送迎時にお話しする機会があったり、連絡帳で1日の様子を知ったりできたかと思います。
小学校に入り、様子がわからず急に不安になられる方もおられます。
また、子どもの、一部の情報のみで「そんなこと!」と、感情が揺さぶられる方もおられます。
しかし、そんな時こそ大人としての対応です。
子どもと違うのですから、経験も豊富です。
どしっと構えて、成長を見守る姿勢が必要ですね。
子どもによって、おしゃべりな子、なかなか話さない子、それぞれです。
なかなか話さないとしても、低学年であれば、機嫌良く家で過ごしていれば大丈夫です。
ぷんぷん怒って帰ることや、ぐちぐち愚痴を言うことがあるかもしれませんが、時間が経ったり、おいしいご飯を食べたりして、すっかり忘れているようなら大丈夫でしょう。
(高学年や中学生になれば、隠すということが出てくるでしょうから、じっくりと様子を観察することが必要になるかもしれません。)
そういった時に、自分が知りたいから、気になるからと、あれこれ聞いていくと、わざわざ思い出すことになり怒りを長引かせたり、大事な部分は言わずに自分の怒りの部分だけ話してしまうかもしれません。
そして、あれこれと余計な心配ごとが増えてしまうのですね。
更には、お家の方が我慢しきれなくなり、話を聞いてやってほしいと連絡帳に書かれ、
本人同士、仲良く遊んでいるにも関わらず、
警察のような事情聴取が始まり、
謎の
「ごめんね」
「うん、いいよ」
で終わります。
様子を見るというのは大事ですね☺️
子どもたちは、気持ちを切り替えるという方法を、知らず知らずのうちに身につけているのです。
その機会を学びと捉えられるかどうかですね。
もちろん、様子を見て、怒りや落ち込みが長引いている場合は、話を聴いてあげるとよいでしょう。