昔の定番の習い事と言えば、水泳、ピアノ、習字、算盤でしょうか。
そして、最近では英語も定番の仲間入りですね。
その代わりに、習字は少しになりました。
算盤はあまり聞かなくなりましたね。
これらの定番の習い事は、習うのがマストなのででしょうか?
みんながやっているなら、やった方がいいのかしら?
と心配されるかもしれません。昔は、
「みんなが、、、」
と言えば、
「みんなって何人ですか?」
が、お決まりフレーズでした。
しかしここ最近では、大人が、この魔法ワード「みんの」に、やや引っ張られている感じがします。
少し話はずれましたが、果たしてどうなのでしょうか。
ずはり、
①ご家庭の家計
②子どもの力
です。前回と同じじゃないかー!と思ったかもしれませんが、何の習い事に関しても基本これだからです。
つまり、学校で困ることはないということです。
それよりも、嫌いになってしまうと困ります。
それは、どの学習においてもです。
そして、習い事をしていると、個人にもよりますが、大抵は自信を持って挑めるので、学習時間に得意げになることが多いです😃
しかし、だからと言って、習った方がいいのかというのとは別問題でしょう。
そんなことをすれば、全部のことを習わないといけなくなります。
水泳、ピアノ、習字、体操に、絵画にサッカー、バレー、塾に、、、ということですね😅
何でも、取捨選択です。
では、一つずつ具体的に、
習っている子たちはどのような様子か?
そして、
習っていなくても大丈夫なのか?
今回は習い事の定番、ピアノについてです。
ピアノ
・音楽の時間に得意げになれる
・低学年では鍵盤ハーモニカでスムーズに合格する。
・中学年からは、楽譜が読めるのでリコーダーも合格しやすい。
・ペーパーテストでは、基本的な知識があるのでそこそこはとれる。しかし、学習内容は、楽典だけではないこで、よい点がとれるかは、その子の力が関係してくる。
・リズムや歌は、ピアノができても、よい点がとれにくい子もいる。
声が小さい、音が少しはずれている、リズム感が一本調子など。
つまり、少しは弾けても、音楽の授業はそれだけでないので、特に学年が上がると成績がよくなるかは別です。
しかし、とっかかりがスムーズにはなるので、鍵盤ハーモニカやリコーダーでつまづいて、音楽そのものが嫌いになることが少ない様子です。
総じて、音楽の時間を楽しめる子が多いかと思います。
また、音楽は何かと発表の場で披露することが多いので、嫌いになってしまうとかわいそうですね。嫌いになる多くの原因が鍵盤ハーモニカやリコーダーのような気がします。
リコーダーが苦手な男の子が、音楽クラブかダンスクラブかの二択になり、まさに興味もないダンスを選んだことがありました。
つまりは、そういうことです。吹けないと、リコーダーを持っているだけになってしまうのですよね。
⇨では、習わせておいた方がよいのか?
小学校の鍵盤ハーモニカにしても、リコーダーにしても、プロを目指しているわけではありません。
確かに、学校の練習だけでマスターしようと思うと習っていないと難しいでしょう。
習っていてもできないこともあります。
ですので、家庭での練習が必須です。
そして、家庭で教えられないから習わせるというほどのものでもないのです。
もちろん、時間をつかうことは必要です。
1年生では、一緒に練習してあげてください。
なぜなら、
①楽譜がよめない
音階は、指番号では示されています。しかし、指番号はもちろん、音の長さなど、意味を理解できていないことがあります。また、楽譜を見ながらふくのは難しいです。
間違ったまま練習してしまうかもしれません。
②練習の仕方がわからない
ひたすら、ふいていても上達はしません。
・できなかったところをだけを繰り返してみる
・スピードを落とす
・パーツごとにできるようになったら、通してみる
など、自分の力と練習方法を組み合わせていく必要があります。
しかし、1年生ではまだ難しいです。
もちろん、学校ではそのようなやり方で練習したり、指導してもらっているでしょうが、自分の練習と重ねることはできないかと思います。
毎日できないよー😣何十分もできないよー😣
そりゃあ、そうですよね。
毎回、ずーっと一緒にする必要はありません。
慣れてきたら、最初の10分ほど一緒にふいて、
「あとは、ここをやってておいてごらん
聞いておくからね」
と、家事を始めたらよいです。その時、指つかいだけは、しっかり確認しておきましょう。
鍵盤ハーモニカの音は大きいです。家のどこにきても聞こえてきます。
ずっとつまっているようならば、覗いてあげましょう。
そうやって、一緒に練習をすることで、練習方法を教えてあげるのです。
これは、何の学習でも同じですね😄
では、どれくらいできるようになったら、自分でできるのか。
それは、個人差ですね😅ここでもか!となりそうですが、これが現実です。
一人でも進められる子もいれば、なかなか上達せずに嫌気がさしてくる子もいます。
指がなかやか思うように動かないのでしょうね。
手を添えたり、スピードを極力落として練習したり、お家の方が側にいてくれるだけで随分と違いますね。
ここが踏ん張りどころです💪🏻
また、
我が子は自分で練習するようになったわー!
と、喜んで任せていては危険です⚠️(そんな大袈裟なことではないのですか)
ご機嫌さんで演奏していても、実は長さが違ったり休符で休んでいなかってり、はたまた、指遣いが違ったり。(指くぐりや指またぎなど、新たな技を覚えてきます。)
ですので、楽譜を見て合っているかを確認してあげることことが必要です。
受かる気満々だったけど、不合格なんてこともあります。
上手に弾いているわーと遠くから聞いているのではなく、見て確認をしてあげましょう。
3年生からはじまるリコーダーに関しても同様です。
しかし、1年生とは異なり、楽譜がよめるようになってきていたら、スムーズに練習に入れるかと思います。
ですので、音階は最低限わかるようになっている方が楽です。
まだ、ぱっと見て吹けなくても、音階を自分で書けるというのでもよいです。自分で書けるだけで、授業中でもスムーズさが違ってきます。
ですので、まだ覚えられていないようであれば、一緒に音階を書いてみてもよいですね☺️
楽譜には、お家の方との練習の跡がしっかり刻み込まれていことがあり、練習の様子が見て取れます。また、それに伴って、確実に上達しています。
その自信が大事なのだと思います。
ピアノを習えば、お家の方がそこまでつきっきりになることはないでしょう。
しかし、そのためだけに習っていてはきりがありませんよね。
習い事の定番で、“とりあえずピアノ”
でなくてよいのです☺️
今回は、ピアノ編でした。
次回は水泳編です。