大雨などで緊急下校に備えておくことを、以前お伝えしました。
今回は、朝、警報が出ている場合をシュミレーションして備えておきましょう。
1 何の警報で何時まで
①何の警報か
地域によって、休校になる警報の種類が異なります。どのような土地かが関係してきます。例えば、大きな川がある地域や土砂崩れなどが起こる可能性のある地域では、大雨警報で休校になる場合があります。一方、そのような恐れがない地域では暴風警報の時のみ休校になる場合があります。
②何時までか
○時の段階で解除されなかったら1日休校になるなども地域によって異なります。
・○時までに解除されたらその時点で登校する
・○時までに解除されたら連絡が入る
など、4月頃のお便りで詳細なお知らせがあったかと思います。
今一度確認しておきましょう。
そんな昔のお便り、、、となることも多いですよね。以前も紹介しましたが、アプリを活用すると便利です。ご自身に合ってそうなものを試しに使ってみるのがお勧めです。
例
ポストック
おたよりクリップ
プリゼロ
2 メール配信などの登録
テレビなどで警報が出ていないか、朝に確認すればよいですが、今は、メール配信でも連絡してくれる学校があります。
警報も知らず、メール登録もしておらず、休校にも関わらず登校してしまう子もいます。大雨暴風の中、とってもかわいそうです。
また、その後のことも連絡をしてくれるとがありす。
・翌日の時間割や休校日の課題
・解除された時の登校の仕方
など、登録していなければ電話連絡になり、情報を得ることが遅くなります。お仕事の場合、電話に気づかないこともあります。
学校のメールなどに登録していない場合は早急に登録しましょう。登録方法の用紙を紛失し、やり方がわからなければ、先生に再度教えてもらいましょう。
3 途中から登校の場合・休校の場合
お仕事をされている場合は、お子さんと確認が必要です。
①警報解除で途中から学校に行くことになった場合
・電話をして登校するように声をかける
・鍵をかけれるように練習する
・近所の方にお願いする
など、ご家庭の状況に合わせてお子さんと決めておきましょう。
②休校の場合
1日中、留守番になります。
・火を使わない昼ごはんの準備
・家の約束の確認(ドアを開けない、火を使わないなど安全に関わること)
・○時頃に電話をする、帰ってくることを書いておく
・学習することを用意しておく
学習内容は簡単なものでよいです。
自分で進められるものです。塗り絵や迷路などもよいでしょう。
暇になると、ゲームばかりになってしまったり(ゲームに夢中で時間が過ぎたならまだいいのですが)、不安や寂しくなったり、余計なことをしてしまったりしないように、楽しい学習を用意しておきましょう。
「お昼ご飯までには〇〇をしておく」など、目安を決めてあげるとよいです。
詰め込み過ぎなくてよいのです。あくまでも、時間を持て余さないようにです。
お家の方が決めるのではなく、一緒に考えると楽しいですね。
「一つ終わるとハンコを自分で押す、シールを貼る」
など、頑張ったことが目に見えてわかるような計画の立て方にすると、一人でも頑張れるかもしれませんね。
「○時に帰る」と伝える時、誤りがないようにしなければ、余計に不安にさせてしまいます。例えば、時計の絵を書いてあげるなどです。また、「少し遅れるかもしれないからね。」と伝えるか、必ず間に合うであろう時間を言ってあげましょう。
まだかまだかと待っていると、少しでも遅くなると心配してしまうかもしれません。
この時ばかりは、「ゲームをしていて、遅いことも気づかなかった」という方がいいくらいですね😅
当日の朝にばたばたしなくてもよいように、心づもりと準備をしておくと、朝は確認をしてあげるだけで大丈夫です。
お家の方の心の余裕も変わってきますね。
これから不安定な天気が続くかと思います。
お子さんと、都度確認しておきましょう。