ぴかぴかの一年生 小学校編

どの学年でも、そしてお家の方もみんなその年の一年生です。遠慮して聞けないちょっとしたことも知れば安心です。

習い事 いくつ習わせる?

新しい学年に向けて、あれこれ考えることが多いかと思います。

その中で、習い事についてもその一つではないでしょうか。

特に、入学を控えているお家の方にとっては、

一年生になるから、何か習わせた方がいいのかしら?

と心配されているかもしれません。

さて、習い事の位置付けとは?

いくつくらいが正解?

何を習わせたらいい?

 

その答えは、ずばり、

“個人による”

です。

そんなことわかっているー!

という反応が返ってきそうですが、そうとしか言えない理由があります。

 

①ご家庭の家計

②お子さんの力

 

まず、前提として、習い事は課金ではありません。投資でもありません。

“浪費”です。

そんな言い方!と思われるかもしれませんが、月謝を支払う以上、家計管理に置いて割り振っていく必要があります。

もし、バレエダンサーになったらな、それまでのレッスン代などその他諸々は、投資でしょう。

それで、稼ぐわけですからね。

しかし、楽しく習っている趣味ならば、それは家計管理上、まさしく浪費です。

 

なぜこのようなことをわざわざ言うのか?

それは、この考えがないと、ずるずると習い事を増やしてしまうからです。

 

それは、先ほどお伝えした

①ご家庭の家計

②お子さんの力

にも影響を与えかねないということです。

 

①ご家庭の家計

まず、習い事を始めるならば、浪費と認識した上で決めましょう。

そして、浪費ですのでいつ辞めてもいいわけです。

家計に無理があるのなら、浪費は最小限に抑える必要があります。

 

よく、こんな言葉を聞きます。

子どもがしたいと言ってるんですよー

 

確かに、はじめは言ったかもしれません。

でも、果たして今もしたいと思っているのでしょうか。

 

やめる?と聞いたけど、やめないって言うんですよー

 

それは、是が非でもなのでしょうか?

家計にゆとりがないけれども、どこかを削ってまで、したいというものなのでしょうか。

 

案外、やめ時がわからずにずるずる続けているということはあります。

 

仮に月謝が月1万円だとした場合、

12ヶ月で12万円。

夏休みに12万円分の旅行に行くのとどちらがいいか?

と聞いてみたらどうでしょうか。

ゲームを買うというのは、趣旨がずれますので、ここではやめておきましょう。

せっかくの経験だと思って習わせている習い事は、必要な経験か、他の経験ではだめなのかということです。

旅行に行かないとしたら、年12万円浮きます。

家計にゆとりが生まれるでしょう。

 

 

家計が厳しいからと言って、他の子が習い事をしているのにかわいそうではないか?

 

比較することを覚えるとこの先楽しくなくなります。

このような当たり前のことでも、教育に関してはつい忘れがちになってしまうものです。

現状を知ってもらうことも時に必要です。

先ほども申したように、習い事をしないとかわいそうなのでしょうか。

その経験をしないとかわいそうなのでしょうか。

それもよりも、先ほど申し上げたように、他の体験をさせてあげたらいいのです。

一緒に料理をする、一緒にお掃除をする、一緒に松ぼっくりを拾う😊

特に働いておられる方はお忙しいかと思います。

けれど、お休みの日に、少しでも一緒に過ごす、それは、小さい時にしかできない貴重な体験ですね😊

 

②お子さんの力

これは、土日あけの月曜日、特によくわかります。

例えば、土日通してののクラブチームで、ぐったりして、疲れ切って登校するお子さんがいます。

特に、体力がまだまだ付いていない低学年です。

やはり、ここでもお家の方は、本人は好きだと言っていると、おっしゃいます。

確かに、それをすること自体は好きなのでしょう。しかし、どう見ても、自由気ままに遊ぶのが好きそうです。どう見ても、そんなにたくさんの時間は必要ないのでしょう。

少しの時間できたらよいはずなのです。完全に、習うところを間違っています。

これは、低学年に限りません。高学年でも大いにありす。

やりすぎ問題です。

他のことが疎かになる。お家の方も夢中になり、他が見えなくなり、大切なことを見落としがちになってしまう流れです。

周りが見えなく突っ走るだけでなく、時にびっくり発言が出てくることもあります。

詳細は控えさせていただきますが、子どもに嘘をつかせることを覚えさせることも当たり前、ご家庭のご方針といったところでしょうか😣

一方、低学年でも生き生きと活動して、リフレッシュして月曜日を迎えるお子さんもおられます。

合っているんでしょうね😃

そして、お家の方もゆとりを持っておられます。

その習い事に振り回されていないということです。

 

習い事をすることで、意気揚々と鍵盤を吹いたり、泳いだり、鉄棒したり、、、

自信を持って課題に取り組める子がいることも事実です。

しかし、

⚫︎⚫︎ちゃんな、▲文で下の子にぬかされて、それでやめてんー

と、まあ、悪気のないことの恐ろしさを感じる、報告を受けたこともあります。

この子にとっては、合っていなかったのでしょう。どう見ても、個別学習の方が合っています。

そのお子さんに限らず、算盤で上に上がら抜かされていくからやめたという話も聞きます。

逆に、自分でどんどん進めるのが好きなお子さんにとっては向いているのでしょうね。

 

このように、同じ習い事をしたとしても、個人の力や性格などで合うか合わないかが出てきます。

ですので、入学、進級に合わせて、焦って決める必要はないかと思います。

お子さんが、習ってみたいなーと言ってくる時に備えておけばよいでしょう。

そして、なんでもかんでもするわけではなく、

ここまで

と、ご家庭で一定のラインを持っておくことが必要かと思います。

なぜなら、それは浪費だからです。

お子さんに、

・月謝がかかっていること

・その金額の価値

をきちんと説明してあげるのも、

金銭感覚を身につけるよい機会かと思います。

 

そして、それを知っていることで、

お子さんが無理して続けたり、だらだら続けるということも減るのではないでしょうか。

 

1週間が習い事でうまっており、友達と約束ができないと言う子もいます。

すごいお金持ちだなーと思います。

習い事少なくしたらいいやんー!?

と尋ねると、

うーん、、、

と、黙ってしまいます。本人なりに思うところがあるのでしょうか。それとも、今まで、そんなことを考えたことがなかったのでしょうか。

また、周りが習い事をしていて、遊ぶ人がいなくなったから、習い事を始めたという子もいました。

これは、中学年くらいから出てきます。

中学年になると、6時間授業が増えて、放課後の空き時間が少なくなる事が関係しているかと思います。

お家の方が働いていて、帰りが遅くなるので、それまでの間、心配たがら習い事させているというご家庭もありました。

そういう使い方があるのかーなるほどなーと思ったこともありました。

 

習い事一つとっても、ご家庭、お子さんにとって様々です。

もう一度言いますが、焦らなくても大丈夫です。

浪費ですから😁

つまり、それくらいの気持ちで対応したらどうでしょうかということです😊

 

今回は、ややざっくりした内容でした。

次回は、今でも人気の習い事について、具体的にお伝えしていきます。