入学前のソワソワを少しで紛らわすために、何かしておこうというものです。
お気軽に挑戦してみてください。
さて、4回目となりました。
今回は、
ランドセルを背負えるか?
です。
これも、条件があります。
今までのように周囲の様子、流れを考えてみればわかるかもしれません。
条件
①狭い場所
②ランドセル以外の物がある
③重い
では、さっそくです。
①狭い場所
これは、よく出てくるワードですね。
帰りの準備中は、両隣、そして前後には、同じ1年生がいます。
1メートルどころから、隙間もないイメージです。
自分の机の範囲内といったところです。
そして、机の上には物があります。
つまり、両隣、前後のお友達の机の上にも物があります。
春先では、分厚い上着がないのでましですが、そうは言っても、上着を脱ぎ始める時期です。
物があるとどうなるのでしょうか。
少しあたるだけで、物を落としやすいのですね。
上着ならまだよいですが、水筒を落として割れることもあります。
1年生は、まだまたま周囲が見えていないので、大きく動き、人の範囲内に入って物を落としてしまうこともらよくあります。
物ならまだしも、人にぶつけることもあります。
それくらい、ひしめき合った中での、帰りの用意は大変なのです。
さて、そのような状態でスムーズに背負うにはどうしたらよいのでしょうか。
①ランドセルの扱いがわかる
ふたを開けると、全体の大きさが縦に倍ほどになります。床ではしません。椅子にのせた状態や机の上ですると、それだけで扱いが難しくなります。
たまに、ランリュックの場合、紐の絞り方を知らない子もいます。ランドセルも鍵が開閉できない子もいます。
そういった、ランドセルなどの使い方は一通り自分でできるようにらしておくのはもちろんのこと、椅子の上でふたを開けるとどうなるかをやってみたらよいかと思います。
お家の床でやっているのとは、随分と扱い方が違う印象になるかと思います。
②小さな動きで背負う
ぶーんと、ふるようにして背負っていては、お友達に当ててしまいます。
小さな高さのあるもので机を想定して、先ほどの、蓋の開け閉めから背負うまで一連の流れをやってみるとらよいですね。
②ランドセル以外の物がある
ランドセルを背負って終わりではなく、水筒をかけたり、他の荷物を持ったりしてみましょう。
ランドセルや荷物の紐がねじれてしまうこともあります。
長い道のりを歩くとなると、痛みも出てくるかもしれません。
自分で気づけるようにしたいものですね。
③重い
今までの荷物に物が入るとどうでしょうか。
小さな1年生にとっては、その重さによって、動きが制限され、扱いにくくなります。
実際に中に入れて、気分を上げて挑戦してみてください⤴️
お家の方が、家を出る時に、
上着を着せてあげて
ランドセルを背負わせてあげて
水筒を下げてあげて
体操服袋を持たせてあげて
帽子を被らせてあげて
としていては、自分でする練習が減ってしまいます。
扱い方や、流れが身につきにくいですね。
毎日、時間はかかったとしても、見守りながらアドバイスをしてあげることが、ためになりますね😊
園でも、自分のことを自分でしていたことでしょう。
扱う物が変わっただけです。
少しやれば慣れてきますよ。